こんにちは。望月順子です。
先日の広島での「ファッションの相談会」のことです。
広島の路面電車で使う「パスピー」というICカードをいつも忘れて行きますが、今回も忘れました。
ところが!suicaが使えるようになっていました!
今回は3種類だけカラードレープを持参。
午前と午後を2グループです。
午前のグループのメンバー。
この日は、たくさんご相談をお受けしました。
その中のひとつをシェアしますね!
「キレイ目な服にスニーカーを合わせるのは、似合いますか?」
「アクセサリーはシルバーとゴールドは合わせた方がいいのでしょうか?混じってもいいのでしょうか?」
この2つ、問題の本質が同じです。
オーソドックスなファッションの基本は、「合わせる」です。
ルールとも言えます。
キレイ目な服には、スニーカーは合いません。
ゴールドとシルバーは揃えます。
フォーマルな服にはパンプスですし、デニムにはスニーカーでしょう。
でも、今の時代(流行)は「外す」が主流です。
ルールを外すのがオシャレのようになっています。
ランチ会のランチ
20年くらい前までは「揃える」がオシャレだったのではないでしょうか。
イヤリングとネックレスはセット。
靴とバッグの色を揃える。
トップスとボトムは同じ色。
隙がなく、作り込んだのがオシャレでした。
20年くらい前はきっとキレイ目な服にスニーカーを合わせたり、スーツにリュックの人はちょっと変わった人で、二度見する感じでした。
今は、どんどん外す方向になっています。
「揃えるってダサい」となりがちです。
基本のルールは「揃える」なので正式な場では、合わせます。
式典などです。
そういう場面ではイヤリングとネックレスはお揃いの方が良いですし、靴とバッグは同じ色にします。
でも、日常では「外すオシャレ」を楽しむのが主流ですから、揃えるのは古い感じになったり、鈍感に見えたりします。
デザート
ここで難しいのは、「絶妙な外し」ではないでしょうか。
「外す」のはルールを無視するのとは違います。
無視するとちぐはぐになります。
絶妙に外すのが、オシャレなテクニックに見えるのだと思います。
↑この記事を読んだ画家の方がメールをくださって「まさしく芸術のことです」とのことでした。
だから、キレイ目な服にスニーカーを合わせればいいってものでもないし、ゴールドとシルバーと混ぜればいいってものでもないように思います。
でも、そういうのを気にされているということは、ちぐはぐになったりしないと思います。
服の色やデザインによって、自分の雰囲気やヘアメイクによって、配合を変える感覚がきっとオシャレなのだと思います。
簡単に使えるテクニック的なことは、キレイ目な服に合わせるスニーカーはキレイ目なものにするといいと思います。
革素材(合皮でも可)、細身のものなどです。
始まる前にソファで談笑してたら、スタッフの方が撮影してくださいました。
この理論はファッション全般に当てはまります。
昔と違って、今は本当に何でも売っていますし、皆んな何でも持っています。
だから難しいですよね。
選択肢がありすぎて、そこから何を選んで、どう組み合わせるかって大変です。
ファッションが趣味の人はそれこそが楽しみですが、そうでない人はストレスだろうなと思います。
私がいつも思うのは、お店にたくさん「変な服」が売っているということです。
モノが溢れていますから、玉石混合で変なモノもたくさんあるのです。
それらを選ばないようにするだけでも、かなり素敵になると思います。
そのためには「美しい」と感じる服の中から選ぶようにするといいと思います。
午後のメンバー
広島福山でカラー診断と骨格診断をされている田中順子さんと。