こんにちは。望月順子です。
虫歯になりやすい原因(行動)を感情から探っていくこともあるそうです。
そんな認知行動療法やカウンセリングを学んでいらっしゃる、歯科医師の方が、WEB講座を受講してくださったのですが、「ファッションもそうだった」ということを、すごく丁寧に文章にしてくださいました。
ご自身のブログに書いてくださったものを、すごく長文なので部分的に転載させていただきました。
初めて「ファッション講座」と聞く人は、優雅な娯楽かと思うかもしれない。けれど、全然違う。そういうのじゃない。
優雅な娯楽と言うより、カウンセリングに近い。
もっと言えば、ファッションを使った認知行動療法だった。
わたしはファッション講座のオフ会で、それを確信したのだった。
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「ワクワクすることをする」
それが、わたしの昨年暮れからのテーマだった。
その一つとして、ファッション講座を受講した。
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認知行動療法を学び、自分もその人の「気持ち」にアプロ―チする方法を模索しているところだった。
そのかたえで今回、「あ、ファッションを変えることは、精神的なアプローチの一手段としてめちゃめちゃ有効なんだな」と思ったのだ。
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「構造―感情―行動」この三つはリンクしている。
構造とは、「顔や身体のかたち」のことだ。
これにはメイクやファッションも含まれる。
変えられない自分の骨格や、変えられるメイクやファッションも含めて、構造である。
女性には「こう見られたいからこういう服を選ぶ」という瞬間が絶対にある。
女性誌で毎号のように特集をやっている「○○見えコーデ」をはじめ「デートコーデ」「女子会コーデ」「お仕事コーデ」などと言うのはそういうことだ。女性はたいていどう見られたいかを考慮し、服と化粧を選んでいる。
デートの時の服(構造)は彼氏に愛されたいという気持ち(感情)とリンクしており、それはデート時のふるまい(行動)にあらわれる。仕事帰りとか何かしら事情がないと、デートの時にスーツでは行かない。スーツはデートの時に求めている「感情と行動」にリンクする服ではないからだ。
このリンクしている三つのどこにアクセスしても、全部が影響を受けすべてが変わっていく。
ファッションを変えることはもっとダイレクトに「構造―感情―行動」に影響を及ぼしていた。
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ファッション講座のオフ会は恵比寿のオシャレなフレンチ料理屋で開催された。
自己紹介があった。
今後どうなっていきたいかを語った。
えっちょっと待って、と思った。
わたしを含め、わたしたち、変わりすぎじゃない?
と思うほど、みなファッション以外の一歩をなにかしら踏み出していた。
この三か月でわたしたちはファッションを変えただけなのに、全員がびっくりするほど前向きなエネルギーに満ちていたのだ。
こんなの、人生変わるに決まってんじゃん。
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わたしたちはファッション講座に見せかけた認知行動療法を受けていた。
そして人生が変わっていくと思った。
必ず、善く在るように。
(20代・グループコース受講)
講座の内容や、懇親会のことも詳しく書いてくださっているブログは下記のリンクから是非ご覧になってください。
ファッションに限らずなんでもそうですが、深く追求すると終わりがないですよね。
ファッションも捉え方によって、付き合い方は変わってきます。
マナーとして捉えるファッションと、アートとして捉えるファッションと、自分自身として捉えるファッションとでは、変わってきます。
ファッションに向き合うと、自分自身と向きあうことになります。
自分がどう在りたいか?
だとしたら、ファッションはどうか?
自分は何を美しいと感じるか。
何を醜いと感じるか。
譲れる部分、譲れない部分、どちらでもいい部分・・・
ひとつひとつ、向き合うと自分自身の輪郭がハッキリしてきます。
人生や自分自身の認識の差から、魅力的に見える服は一人一人違います。
顔、スタイルのもっともっと細かい情報も、私たちは常に発し続けていて、それを他人は感じ取るのだと思います。
私はこの細かい部分を感じ取るのが、この仕事をしていて随分得意になってきました。
それを言語化してアドバイスしています。
そして、意識していない人も多いと思いますが、自分は自分自身から何かを感じ取ります。
それがセルフイメージになっていると思いますので、自分自身から感じ取るものを変化させていくと、どんどん変わっていきます。
それはファッションは大きな割合を占めると感じています。
よって、ファッションは自分自身を創ります。
一生のことですし、また毎日のこと、そして自分自身のことですから、少しずつ丁寧にファッションと付き合っていきたいです。
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