こんにちは。望月順子です。
昨日も「着心地がいい服がいい」と書きましたが、このワンピースすごく着心地がいいです。
これ、自作ワンピースです
自分で製図からしました。
スカート短すぎたのと、ウエストラインをもう少し拘りたかった。
でも、ネックラインと袖などはこだわりのラインで、綺麗に仕上がったと思っています。
このノースリいいでしょう?
ギリギリノースリで、フレンチになる手前なので、肩のお肉をカバーできます。
先生が良かったから、素晴らしく高く丁寧な技術で作りました。
なぜ、着心地がいいのかというとネックラインやアームホールの縫い方だと思います。
裏地の使い方とか。
普通の既製品はこんなに贅沢な生地の使い方しませんし、こんな面倒な縫い方しません。
それをすると、20万円くらいのワンピースになります。
これは自分で作りましたが、生地代はイタリア生地で2万円くらいです。
ですが、洋裁学校に行く交通費、授業料など合わせると、やはりこれ1着つくるのに30万円くらいはかかっていると思われます
この経験はすごく勉強になりましたが、お金と時間がかかり過ぎたとも思っています。
このようにして、どんどん見る目と体感を肥やしております。
故に、納得できる服がなかなか出来ない・・・。
最後の仕上げは先生の指導なしで自分でやったので、「あれ?ここどうするんだっけ?」となって背中のファスナーの付け方が適当な感じになってしまいました。
先生はこんなの1日で作れるそうなのですが、そこに至るまで私は今世では無理だと思いました。
このワンピースはこの靴に合わせて作ったのですが、全く合いませんでした・・・。
この靴買った日のブログはこちら。
「お気に入り」って、結局この日しか履いてない
3センチヒールなんですよ。
これが8センチヒールなら使えるのですけどね・・・私足首あまりないからヒール低いの似合わなくて、それに耐えるためには透けないタイツとフレアスカートがいります。
結局タイツ履く季節はブーツの方がスタイルアップするからという理由で、ますます遠ざかる。
明日、透けないタイツを買ってこよう!
会社員の時に、いつも8センチ以上のヒール履いていたのですが、ある日6センチくらいのヒール履いていったら、同僚に「今日のスタイル、変。」と言われました。
やはり靴でスタイルは決まりますから、悩ましい・・・。
ウエスト部分はタックをいれて、裾はバルーンっていうの?ちょっと内に入るようにデザインしています。
タック部分。
バストダーツはパネルラインにしてます。
パネルラインをミシンで縫って、アイロンかけるのが難しかったよ。
このカーブをキレイに縫うのが難しかったけど、キレイに縫えた。
そう、先生は服の仕上がりは「アイロン」と「芯」です!と言ってた。
先日見学させてもらった高級婦人服作っている工場も「工場の良し悪しを見分けるのは、アイロンの台数です」と言ってた。
服作るのに途中で何回もアイロンかけます。
アイロンは面倒だから、省く工場多いのです。
縫い目一箇所につき、縫い目の上やら裏やら縁やらを何回もアイロンかけるのです。
それを省くとツレが出たりするようです。
このワンピース、コートの季節に着よう。
1枚で着るのは、ちょっとダサ目でしょう。
もう少しウエストのラインに拘りたかったけど、仕方ない。
私の持っている服の中で一番着心地が良い服です。
夏用のワンピースを以前作った時のブログはこちら。
これは裏地なし、レースのみなので衝撃的な軽さ。
服って重かったんだ・・・と感じました。