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「本質」を探る。①

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こんにちは。望月順子です。

 

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昨日の記事に関連して、続きのようなものを書きます。

 

物事の本質を見るって、それは誰にとっても大切だと思うし、そうしたいと思っているのではないでしょうか。

 

私自身は、「全然本質を見ていなかった」ということに最近気づきだしました。

というのは、「本質」というのは簡単に現れることもありますが、色々な物事の奥底に潜っていて、存在さえ意識されないこともあるように思います。

 

例えば私は、このブログでもよく書いていましたが、都会のオフィス街が好きだとか、大手町の金融街が落ち着くとか・・・そういうのって「好み」や「個性」と捉えていました。

 

ですが、自分なりに気づいたのですが、私の価値観の根底にあるものがそういう「好み」や「個性」を演出しているのでした。

ということに気づいたら、そういうのは好みでは無くなりつつあるのでした。

 

好みじゃないからといって、嫌いになるわけではなくて、好きは好きだけど「憧れ」ではなくなる。

「どっちでもいい」と思える存在になるのだと思います。

それに気づくには、また「憧れ」の本質に気づくことが必要だと思います。

 

このことを掘り下げて解説するには、マニアック&ディープな話しになるので、今のところは控えておきます。

 

 

「本質」というのは、よくある一般的な話しにすると、

「誰が言っているのか?ではなくて、何を言っているのか?」にフォーカスすることだと思います。

 

よくマーケティング的な観点から言われることは

「何を言っているのか?ではなくて、誰が言っているのか?」というのが大切です。ということ。

 

「何を言っているのか?ではなくて、誰が言っているのか?」

というのは、マーケティング用語で「権威付け」と言われるものです。

例えば、ある化粧品を販売したいときに、広告で一般人が「こんなにすごい化粧品に出合ったのは初めてです!」と言っても、あまり聴く耳を持ってもらえません。

 

ですが、同じフレーズを人気がある有名な美容家さんが言ったら、どうです?聴く耳をもつ人は多いです。

 

権威のある人の発言を人は聴きます。

だから、内容よりも誰が発言するか?というの大切だというもの。

 

これは消費者を思考停止にさせる方法でもあります。

「本質」が見えなくなるからです。

 

最近はより巧妙になっていて、広告ということが分からないように、インフルエンサーの人にブログ記事やインスタに投稿させるという方法が取られていますよね。

 

私にさえも、よく依頼がきます。

「この化粧品をブログに載せてもらませんか?謝礼は〇〇円です」というものです。

私は依頼を受けたことはありません。

 

 

人も、表面的なことばかり話す人とは話したくなくなってきました。

つい最近、そういう人と話すことがあって、ドッと疲れたという経験がありました。

今まで、そうして体にサインが来ても、それを思考で無視していました。

このことは、よくあることだと思うので、また今度書きますね。

 

表面的なことというのは、浅い会話とは違います。

浅い会話は私もよくします。

付き合いの浅い人と、差し障りない会話という意味です。

社交辞令ともいうでしょうか。

それは、まぁ必要な時はあるでしょうと思います。

 

 

上記の話しとは別ですが、数年前にこんなことがありました。

AさんとBさんと私がいて、皆んなよく知っている人同士で、社会人として普通に付き合いがある者同士。

 

Aさんが私に「Bさんって、デリカシーがないよね!だから嫌い。」と言っていました。

確かにBさんはデリカシーがないかも知れないと思いました。

 

私は、Bさんとよく付き合いがあって、好きな方でした。

その話を聞いて「デリカシーか・・・私も気をつけよう」と思いました。

 

そして、ふと今日そのことを思い出して、考え直してみたのです。

私はデリカシーがないと言われているBさんの方が、一緒にいて楽しかったし、リラックスできたなって思い出しました。

 

私にも確かにデリカシーのないことを、言われたことがありましたが、全くそこに悪意がないこと、ジャッジがないこと、それが私にとっては、付き合いやすい要因だったのかも知れない。と思いました。

 

思ったことを何でも口にするというのは一般的には褒められたものではないかも知れませんが、私は振り返るとそういう人に癒されるように思いました。

 

何も考えず、こちらも好きなことを言えるし、そちらがそういう話をするなら、私も・・・ということで、初対面の時から結構ディープな話をするのです。

社交辞令なんてありません。

 

何でも思ったことを言っているようで、そうでない人もいます。

それは、ジャッジしている場合。

 

前述したBさんは、表面的にはデリカシーがないように見えるのですが、ジャッジしていないのです。

ジャッジするとは、「だからダメだ」とか「だから素晴らしい」とか。

ジャッジって誰がすると思います?

「エゴ」がするのです。

自分を強化するために。

 

ジャッジがないとフラットな気持ちで話せるし、ただの事実や思ったことを言っているだけ。

 

 

本質を見るというのは、Bさんの本質を見るのではなくて、「私の本質」を見るようにします。

物事は、私が捉えたいように捉えているだけだと思うので、Bさんの本質というのはこちらで判断できることではありません。

Bさんのことをどう思っているのか?という「私」に軸を置きます。

 

Bさんはデリカシーがないと言われている、私もそう感じる。

でも、私はそれが心地いいと感じている。

 

 

ということは、私はアイスブレイクみたいな当たり障りのない会話は面倒くさい。

本音で話せるという安心感の中で、深い話をしたい。

 

と、私が感じているということです。

簡易的に書きましたが、自分の思考を分析するとこういう感じになります。

 

余談ですが、この話に出てくるAさんの方が相当個性的な人で、この人も何でも思ったことをいうのですが、会話が全部自分の話なのです・・・。

ということは「エゴ」が会話しているのです。

でも、それが退屈しないくらい、めちゃくちゃ面白いと思えるくらいぶっ飛んだ人でした。

 

そんな風に、今になってわかることってたくさんあります。

続きはまた次回。

 

 

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