こんにちは。望月順子です。
今日は、母と一緒に母の服を買いに行きました。
家の中で、「ちょっと〜!コーディネート見て見て〜」と言われたので見ていたのですが、主役級のアイテムが多くて、脇役が圧倒的に少ないのです。
ちなみに母はサマー&ストレートタイプ。
年齢のせいか、好みのせいか、フリルとかリボンとかキラキラがついているのばかり。
リボンがついている羽織りのインナーもリボンがついていたりするので、「もっとシンプルなのないの?」と聞いても、「これはシンプル!」って出てくるのもちょっとフリルがついていたりする・・・。
ということで、今日は一緒にお買い物。
母は服屋さんに入って、買わずに出ることはないので、それを是正するためにも一緒に行きました。
同じようなことになっている方もいらっしゃると思いますので、今日のことを事例にしてご紹介します。
服を単品で見てしまうのが原因のひとつです。
必ず全身コーディネートを考えてから購入します。
ファッション講座でもお伝えしています。
「いいな」という服があったら、何と合わせるのかを決めます!服だけじゃなくて、バッグ、靴、アクセサリーもです。
「合うバッグがない・・・」となったら、コーディネートが完成しないのですから、その服を買ったところで着る機会がありませんし、着たところで素敵なコーディネートになりません。
ですから、買うこと自体をやめるか、合うバッグも買うかです。
そうやって買い物すると、買ったけど活用できないというものが無くなってきます。
そして私の母のように、主役級のアイテムばかりを買ってしまう人は、脇役をまず揃えることをお勧めします。
脇役こそが、「いつも素敵」を叶えてくれるアイテムです。
主役級のアイテムを複数使うと野暮ったくなってきます。
脇役とは、コーディネートの骨格を作るものです。
まずは、似合うシルエットのボトムでしょう。
ファッション講座を受講されている方は、得意なパターンのところを見ていただきたいです。
私の母は、「Yライン」が結構得意です。
着痩せするのは、シンプルなパンツだと感じました。
そうとわかれば、綺麗に見えるシルエットのパンツを探します。
パンツはスカートよりもボディラインが出るので、試着はたくさんする必要があります。
それで、1回で見つからなくても妥協して買わないでください。
そこで妥協して結局ユニクロなどで買ってしまう・・・というお声をよく聞きます。
ユニクロで似合うものを買うのは賛成ですが、妥協して買うのはお勧めしません。
シンプルなパンツが決まったら、トップスを選びます。
そこで、トップスもシンプルなものを選ぶ必要はありません。
トップスはある程度デザイン性がある方が、華やかさが出ます!
休憩中・・・ハーブスではいつもこのミルクレープを選ぶ!
私が母に選んだものは、アシンメトリーなニットで、少しラメも入っていて、編み方も変わっているものでしたが、母は「こんなシンプルなのを着るの??」と言っていました
飾りがついていないと、落ち着かない世代というのもあるようです。
飾りは服についているよりも、アクセサリーで取り入れます!
それと色も大切です。
これからワードローブを揃えたい方は、まずベーシックカラーで揃えてください。
色でいうとベーシックカラーは名脇役になってくれます。ベーシックカラーの似合う服があると本当に活用できます。
サマーの場合はこんな感じ。
中にはこんなのがいい人もいます。
私の母は締め色がいらないタイプで、白・グレー・グレージュが得意なようです。
「ライトグレーと白って合うのね・・・」と言っていました。
淡い色同士でぼやけると思われがちですが、爽やかで柔らかい配色です。
ファッション講座の中に、パーソナルカラー別の配色事例も載せています。