こんにちは。望月順子です。
今日の博多。
3年前のメルマガを少し加筆修正してシェアします。
2016年1月29日配信分
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「エレガントなファッションとはどういったものですか?」というご質問を多々いただきましたので、それについてお答えします。
「エレガンス」というのは、「中庸」に近いものだと考えております。
似たような意味ですと、「品性」「品格」などです。
もっと簡単にいうと、「人としての格が高い様」といったところでしょうか。
普段はもっとカジュアルに言葉を使いますので、書くと大げさなような気もいたしますが、私は「魅力的」と「エレガンス」は別物ととらえております。
「エレガントな女性になる」というのは、「魅力的」とは違うことをまず書いておきます。
魅力的はエレガンスを兼ねていませんが、エレガンスは魅力的を兼ねているかも知れません。
そこでです。
エレガントなファッションというのは、どういうものかを言いますと、エレガントさが重要になってくるのは、「公」の場面です。
このメールを読んでくださっている方も、お子さん幼稚園や学校の入学式や卒業式などで、出かける場合は、自分の個性よりも、周りに合わせることを優先されていることと思います。
自分がどんなにデニムが好きでも、その日はスーツなどをお召になることでしょう。
では、これはどうでしょう?
ドレスコードがない職場に、何を着ていけばいいでしょう?
スカートにカーディガン??
職場によりますね。
利害関係者の期待値に合わせます。
利害関係とは、お客様や投資家や上司や同僚など・・・
仕事は、プライベートではありませんので
自分の外見にもお給料が支払われているととらえると良いです。
普通職場には、服装についてアドバイスしてくれる上司も同僚もいません。
ですので、服装によって昇給したり、昇格したりがあります。
(会社員じゃなくて、フリーならこれは顕著でしょう)
服装がパッとしないからといって、降格はないと思いますが
服装が素晴らしいから、いい仕事に抜擢されることはよくあります。
これは服装に人間性が表れているからだと思います。
もちろん、オシャレかどうかの話ではありません。
仕事は、自分で創意工夫をして会社や社会に利益をもたらす行為です。
その観点にたてば、服装も違ってくるはず。
その観点で、ドレスコードのない職場であった時に何を着ればいいのか?
と考えると自分の快適さだけでは、選べなくなります。
事務職でも、会社に出入りするお客様にもしお会いすることがあったとしたら、そのお客様から見て、信頼できる会社だと感じてもらえるような服装を心掛けるなどです。
上司が、気持ちよく仕事が頼めるような服装・・・など考えると色々あります。
仕事が出来る人は、きっとそうしていますね。
制服がある人の、通勤服も同じ考え方です。
こういうことをきちんと考えて実行しているのがエレガントな女性だと思います。
エレガンスは「社交術」でもあります。
「エレガントなファッション」は、自分を魅力的に見せるものではなくて、自分の立場をわきまえたファッションのことと言えると思います。
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今、読み返してみてしっくりこないような気もするけれど、エレガンスは私にとっては優先順位一位だなと思います。
服装のこともそうですが、何を選ぶにしてもエレガントな場所、ものがいいと思います。
エレガンスって?「品格」?
品格って?「格式と美」でしょうか。
尊厳と美意識とも言えるかも。
それらを感じられないものとは関わりたくないと思う。
変な店と出会うたびに思う。
でも、それは私の好みであるだけで、エレガンスなんて無視したって構わない。
自分の好きなものと関わっていくだけ。
私はエレガントな人になりたいと思っているので、同じように思っている人と、日常の細かいことをシェアしたりするのも楽しそうと思っています。
どんな内容になるか未知ですが、オンラインサロンが完成しました。まだ中身ないのですが、明日には詳細をお知らせしようと思います。