こんにちは。望月順子です。
ブログを書く時間がない時は、過去のメルマガを掲載してみることにします!
その時のニュースなどに触れていたりすると、また時の流れを感じられていいかなと思って、それはそのままに少し加筆・修正して載せますね!
2017年10月6日配信分
こんばんは。望月順子です。
ノーベル文学賞の「カズオ・イシグロ」って誰?と思いましたが、日系イギリス人の方なのですね。
私は、昨日まで知らなかったのですが、こんなに話題になると、一冊くらい読んでみよう・・・という気になりました。
ただ私は、本を読むスピードが遅いので、こんな大作読み始めたら、他に読みたいものが随分を後回しになってしまうな・・・。というのが気になって、なかなか手に取らない。という感じです。
でも、村上春樹氏の作品は発売日に買って、徹夜で読んだりします。
村上春樹の作品は、ほとんど読んでいるけど、「イマイチ意味がよく分からん」と思いながら読んでますので、機会があればハルキストの人たちに色々話しを聞いてみたいと強く思っていますが、今のところ機会もなく、過ごしています。
さて、日頃ファッションについてアドバイスをすることが多いのですが
服は買って着ればいいだけですが、美しい服を着ても、その服をキレイに着こなせるかどうかは「姿勢」が大きく関わってきます。
お客様だったり、同行ショッピングなどで、気になった場合は
「この服の場合は、背筋を伸ばさないとここにシワがよるので気をつけてください」とか
「このスカートは立つときに、足の位置をこのようにした方がいい」とか色々お伝えすることがあります。
「ドレスさばき」という言葉がありますが、洋服さばきもあります。
服はまっすぐ伸びた姿勢を想定して作られていますので、姿勢が崩れると美しく無くなります。
まれに、服以上に姿勢がいい人もいます。
服も多少背中に丸みをもたせて作られていますが、姿勢のいい人は背中の生地が余ります。
その場合は、自分の姿勢に合わせてお直しをします。
特にストレートタイプの人は、肩甲骨が出ていないので、背中が余ることが多いです。
私も服作りを習ってみて分かったのですが、教科書通りに作ると肩甲骨分のダーツを結構入れるのですよね。
同行ショッピングでもこんな修正することがよくあります。
ウィンター&ストレートタイプ同行ショッピング
このように、キレイな服を着ても、キレイな姿勢や立ち方ができていないと、全くキレイに見えないことはよくあります。
全身をずっと鏡にうつしているわけではないので、鏡などがない時に、自分がどのような姿勢で立っているのか?
を意識していることが大切です。
男性のスーツ姿も同じですが、姿勢や立ち方のせいで服がキレイに見えない姿を目にすると
やはり洋服は日本人の生活に突如流れ込んできて、誰にも教わることなく、誰も正解を知らずに
この日本に根付いたのだな・・・という感じがします。
歩き方もそうです。
草履での歩き方と、靴での歩き方は全く違います。
このような作法は欧米では家庭で教わるのだと思いますが、私たちにとっては突然入ってきた洋装文化
誰もが答えを知らないままに、この100年弱くらいきたのではないでしょうか。
そして、ファッション性は世界最高レベルになったけど、基本的な着こなし方はなんとなくのままきました。
小学校で教えてもいいくらい、人生に関わる大切なことだと感じますが
それがないなら、ぜひご家庭で教えてあげてほしいなと思います。
色々な女性にお会いしてきて、姿勢がいい人に度々「どうして姿勢がいいのですか?」と聞いてきました。
ほとんどの方が、「小さい頃から親が、姿勢にうるさくて・・・」とおっしゃっていました。
その毎日の一言の注意が、大人になってからの凛とした姿を作るのだな・・・と感じています。
キレイな立ち方を身につける方法のオススメは、立ち方は自分で何パターンか決めておいて、その立ち方をいつも意識すると
いつもキレイでいられます。
女性らしくおしとやかに見える立ち方として、「膝と膝を揃える」というのがあります。
きちんとした場面では、膝と膝、足と足を揃えて、両方相手の方向を向けて立つようにするとキレイです。
でも、パンツスタイルの時や、アクティブに見えるポージングとしては、膝と膝は離した方が素敵です。
このあたりを臨機応変にできると、センスの良さが伺えます。
でも、それはちょっと難しいと感じる人も多いと思いますので
いつも多くの人にする、絶対に守った方がいいアドバイスを書きます。
歩く時です。
歩く時に、膝と膝が軽く触れ合うように歩きます。
歩くと右脚と左脚がすれ違いますよね。
その際に、膝の内側同士が軽く触れ合うようにします。
スカートだとそうしないと、ドカドカ歩いているような印象になります。
パンツスタイルでもそのようにした方が、アクティブな中に女性らしい雰囲気が宿ります。
「O脚だとそれができません」というご意見もよくあります。
立ち方さえ変えれば、できます。
私も結構なO脚ですが、O脚に見えない立ち方をしています。
昔この立ち方をどこかの整体院で
「O脚を改善する立ち方があるのですが、それを教えるには6万円」と言われました。
それに対して私が「私はいつもこのようにして立っています」と見せると
「あ・・・それです。知っているんですね。」とおっしゃっていました。
これはクラシックバレエの基本の立ち方なのです。
外からみたら、どこにチカラが入っているかは分かりませんが、ふくらはぎの内側と太ももの内側の筋肉を使います。
文章で書いても伝わりませんが、O脚が気になる人にはいつもお伝えしています。
話を戻すと
膝と膝が軽く触れるように歩くのですが、O脚などで膝が触れ合わないという場合は、触れ合うように意識するだけでいいです。
それだけで、脚と脚の間の隙間が狭くなりますので、女性らしいエレガントな歩き方になります。
ニューハーフの人は、これをもっと大げさにやっています。
ぜひ、意識してみてください。
鏡の前でやってみると、違いが一目瞭然のはずです。