Quantcast
Channel: 望月順子
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2203

「ケインとアベル」と「蝉しぐれ」

$
0
0

こんにちは。望月順子です。

 

世界的な名作を、青木さんに教えていただいて読みました照れる

 

「ケインとアベル」上下巻。

青木さんも書いているけど、表紙がめっちゃ怖い。

上巻は見た通り怖いです。

下巻も、ちょっと目が合うので怖い・・・。

 

上巻は第一次世界大戦前のポーランドから始まって、ドイツとロシアの占領、強制収容所、そこからの壮絶な脱走・・・読んでいたらこちらの気が病む感じでしたが、それを乗り越えるととても面白かったです!

 

二人の主人公の生まれるところから、死までのストーリー。

個人的には最後の最後に出てくる「フロレンティナズ」というブティックに興味津々。

 

foxeyオーナーの前田氏は、ケインとアベルの中に出てくる「銀の腕輪」のエピソードに感動して、シルバーバングルを商品化したようなことをおっしゃっていたような・・・。

 

そのエピソードは、

主人公のヴワデクはお城に住んでいたのに、戦争のために無一文になり、強制収容所に収容され、そこから壮絶な脱走をして、途中何度も命を失いかけながら、アメリカに辿り着くのですが、無一文で4年間もお風呂に入っていないし、ボロボロの格好だけど、銀の腕輪のおかげで命が助かる・・・みたいな感じ。

だからお守り的な意味合いで、シルバーバングルを・・・ということだったと思います。

 

それは現代に置き換えれば、そういう物ってクレジットカードみたいなものだろうか・・・。

 

世界的な名作ですが、私は初めて読みました。

とても良かったです。

 

 

 

 

私も一番好きな本はあるかな・・・

と考えてみると、一番っていうのはちょっとわからないけど、とても美しい!と感じる本はこちら。

 

藤沢周平の名作!

 

江戸時代の武士の話です。

主人公の文四郎の生き様が、本当に美しいです。

 

最初から最後まで、淡々と腐らず毎日を生き様がこちらまでシャキッとします!

江戸時代の武士は大変ですね・・・。

 

「ケインとアベル」は海外の作品なので、登場人物はとても躍動的で、何事も自分から求めて、荒々しく人生を切り開いていく話。

「蝉しぐれ」は起こった出来事に、今できることで対処していく感じ。抗わず静かに今を生きていく話。

 

 

好きな本や話しから、前田氏のように自分の人生に何か少し取り入れるって、オシャレですよねテレ

かといって、それを無理矢理考えても、オシャレな感じにならなさそうです・・・。

 

何かへの憧れから自分に取り入れているものはあるかな・・・?

と考えると、そう!ないんです。

「物」とくに「ファッションアイテム」については「ファッションアイテム、以上。」という位置付けなのです。

 

これについては、またじっくり書きたいです。

 

 

にほんブログ村 ファッションブログ パーソナルスタイリストへ
にほんブログ村 (ランキングです。クリックしてね!)

 

 

WEB ファッション講座
パソコンや携帯で、全国どこからでも受講できます

動画で学ぶファッション講座テレ

→WEB講座「なりたい自分になるファッション講座」

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2203

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>