こんにちは。望月順子です。
毎日、WEB講座でファッションのご相談にお答えしています。WEB講座のコンサルティングは3ヶ月間で、今のグループは9〜11月のグループです。
WEB講座のグループコンサルティグをするのは3回目ですが、今回は私の応答の他にも色々な人が色々な人の相談に答えていて、たくさんの愛ある情報が飛び交っていて、すごいな・・・と思っています。
お会いできる機会を作りたいなと思っていますが、北海道から沖縄や海外まで色々なところにお住まいの方々ですから、どうしたらいいかなぁ〜と先日からぼんやり考えております。
そんなWEBコンサルティングでは「このコートはどうですか?」「これが似合わない理由はなんですか?」などコートの質問も増えてきました。
コートは普通の服よりも値段もしますし、使用頻度も高いので、納得いくものを買いたいですよね。
でも、納得いくものはそう多く売っていませんし、出会うとも限りません。そんな時は無理に買わずに、今年はあるもので過ごし、いい出会いがあった時に買う心の準備だけしていればいいと思います。(状況によりますけどね)
寒くなってきたので、服を急いで買おうとしている方もいらっしゃると思うので、ちょうど1年前に配信したメルマガを転載します。
2016年10月28日配信のメールマガジン
さて、秋も深まってまいりました。
秋冬のお洋服がたくさん店頭に並び、コートも並び、お買い物をした方も多いと思います。
欲しいものがたくさんありすぎて、困る・・・という方も多いのではないでしょうか。
そこで、ファッション講座でもお伝えしている大切なことを書きます。
「必要な服」と「欲しい服」を分けて考えることです。
あれもこれも欲しい!と欲しいものを買っていると、お金がいくらあっても足りません。
そして、クローゼットが溢れて、せっかく買った服が色あせて見えることになります。
私がお伝えしているのは、「必要な服を買いましょう」です。必要な服は、自分が快適に過ごせる服です。
快適に過ごせる服は、人それぞれです。
・自分に自信が持てる服
・仕事の依頼が来る服
・家族に褒められる服
・友人に堂々と会える服
・憧れられる服
・職場で評価される服
・デートのための服
いつ・誰と・どこで・何をするための服?これを明確にします。そして、これが何パターン必要かも重要なことです。
2パターンでいいところを、3パターンも4パターンも買う必要はありません。
この、3パターン目、4パターン目にあたる服が「欲しい服」です。
すでに必要な服は持っているけど、「可愛いから欲しい!」「似合うから欲しい!」などです。
これは、金銭的に余裕がある場合は買ってもいいですが、そうでない場合はあまり賢い出費とは言えません。
また、「必要な服」を持っていないが、「欲しい服」を買ってしまうパターンもあります。
実は、このパターンがファッションに悩んでいる人には、一番多いです。
「自分がバージョンアップする服、自分が素敵になる服・・・そんな服は持ってないから服を買うのに、いつになっても素敵になりません。」
このようなお悩みはありませんか?
これは「必要な服」が把握できていない上に、「欲しい服」を買っている場合です。
さらに、「欲しい服」もなんとなくで選んでいると、活用できない服が増えていくことになります。
私が20代の頃はまさしく、こうでした。
「素敵になりたい!」という思いだけが強くて、雑誌で見た素敵な服、店員さんが着ていた可愛い服・・・
そんなのを買えるものは片っ端から買っていました。
そして、その買った服を着ても素敵にならないことが分かると、また買う・・・です。
ボーナス一括払いをし過ぎて、ボーナスでは足りないのは常でした。そして、服を買うのは出費を伴います。
服はちょくちょく買いますから、結構な出費をずーっとすることになるのです。
何となく服を買って、「パッとしない自分」になる為に出費をし続けるのは、とても勿体無いことです。
こんな方も多いのではないでしょうか。
服にあまりお金をかけてなくて、価格の安い服をいつも買う。高い服を買えばそれなりにいいのだろうけど・・・。
高い服を買えば素敵になるものではありませんし、安い服だと素敵にならないわけではありません。
しかも、高いのに安く見える服もあります。
価格は、洋服の生地とシルエットに確実に出ます。なので、「生地」と「シルエット」で買う服を見極めます。
「必要な服」が安っぽくみえないように、特に「生地」に関しては以下の物には注意してください。
・コートなど大きな面積を占める服
・無地の服
・白い服
コートは身体のほとんどを、その素材が覆うことになります。試着するときに、生地感もぜひ意識してみてください。
無地の服、特に白い服は、凹凸のはっきりと出ますし、縫製などもはっきり見えます。
黒だとあまり目立たないことでも、白や白っぽい服だとよく目立ちます。
デザインだけではなくて、生地や縫製などにも目を向けて選んでください。
ファッションの講座では、「必要な服」を一緒に見つめ直してまいります。
次回のWEBコンサルティングは、来年3月からの予定です。
その前に、動画受講で服の選び方を予習していただくこともできます。