こんにちは。望月順子です。
3年前の記事を少し修正してアップします
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いただいたご質問にお答えします。
とても長いメールでいただいたので、一部抜粋ですがそれでも長いです。
でも、「この内容に共感される方は多いのでは?」と思ったのと臨場感溢れる文章が楽しいので、あまり短くせず掲載させていただきました
ご無沙汰しております。
望月先生のレッスン以降も、先生のブログやメール配信を楽しみにしています。
私も骨格ストレートなので先生の着こなしや持ち物はとても参考になっています。(セリーヌのラゲージをお持ちになったのを見て、やっぱりこれはストレートにぴったり!!と嬉しくなりました。)また、お化粧品など「オータムにオススメ・・・」と挙げられると、すぐにネットで購入したりしています。
先生のレッスンのおかげで自分の好きなもの・似合うものに確信が持て、買い物の際もあまり迷うことなく納得いくものを選べるようになりました。
今回は、先生のご意見を是非伺いたい思いメールをしています。
現在 自分の持っている衣類・アクセサリー類はほぼ全て満足いく大好きなものです。
似合わないデザインや自分のテンションが上がらないものはシビアに手放すことができます。
ところが、ここ数年の間で、問題が出てきました。今年48歳になりますが、体重体型が変わってきて、戻らないのです!
加齢とともに新陳代謝が落ちるのでしょう、体型も肉付きが良くなってきました。
食生活を変えたり、運動したり、あれこれとできる範囲で頑張ってみたものの、そう簡単には数年前の体型には戻りません。
衣替えのたびに「前シーズンの洋服がきつい!!」という状況になってきました。
ジャストサイズだったポロシャツやTシャツは背中の肉がついたせいで胸がムチムチ、シャツのボタンがパンパンで見苦しい、スカートのウエストに肉が乗る、ズボンを履いてしゃがむとお尻の縫い目が裂けそう・・・ああ、悲惨。
お直しのできるものは体型に合うように直したりして着ていましたが、それにも限界があり。
「でも、もう少し頑張って痩せたら・引き締まったら、来年また着れるようになる(はず)」と言い聞かせて、お気に入りの洋服の数々を大事にとっていたのですが。
先日、衣替えで春夏物の衣類を出してきて、全く状況が変わっていないという現実を突き付けられました!久しぶりに見ると「あ〜、大好きな洋服たち!」とワクワクして、袖を通して「えっ!?」と愕然とする。。
そろそろ、幻想を見るのはやめにして、ちょっとでもきつい洋服は処分するべきなんだろうなぁ・・としょんぼりと考えていたところです。
骨格・パーソナルカラー診断を受けた功罪?とでも言うのでしょうか、パーフェクトなサイズを揃えてしまったがために、多少の自分の体型変化が如実に出てしまう!
と、そんな時、先週の金曜日のメルマガが届きました。そこで、先生は以下のようにおっしゃっています。
”本当はスニーカーかローファーが理想ですが、それはあと5キロくらい痩せないと出来ません・・・。
そういえは、2月3月にストイックな食生活をして、2キロ落としたのにここ2週間くらいで2キロ戻りました・・・。
食欲も戻りました・・・。”
先生はプロですから、現在のご自分に合うようにスニーカーやローファーを履きこなせるはずです。
もし、同じ体型の生徒さんがいらっしゃったら、その方に似合う着こなしを提案されると思います。決して「あと5キロ痩せないと、ペタンコ靴はむりですよ」とは言わないですよね?やはり、(これは批判でもなんでもなくて、こういう先生の正直なところがとても魅力ですし、かなりパーフェクトなのに、ワインや食べることがお好きでちょっと太っちゃったりする愛嬌さに、ますます親近感を覚えるのです。)
現在の自分は仮の姿・・・という気持ちはどこかにありますか?先生は「自分は痩せられる」という確信・自信がありますか?去年、じっくり吟味して納得できる洋服をそれ相応の値段で購入して、それが今年になってちょっときつくなっていたら・・・どうされますか?
毎シーズン、衣替えのたびに同じようなことを繰り返して、情けない・・これから買う洋服のサイズを上げるのは構わないのですが、今あるお気に入りの服をどうしたものか・・・全て処分して今の自分に合うものだけにするか?でも、こんなに素材、デザイン、色、柄がパーフェクトな洋服はそうそうないし・・・(サイズだけが合わない、って悪い冗談ですよねっ!!)
ちょっときつくて 今 着ても自分に自信が持てない洋服は、すぐ処分する方が精神衛生上 良いとわかっているのですが。あと少し引き締まったらまた活用できる・・・と思ってしまいます。(好きなデザインは流行に関係のないものが多いです)
先生は、痩せたら着るぞ!とモチベーションを上げてくれる洋服を保持していて、でも、思うようには痩せられなかった・・・という経験はおありでしょうか?その場合はシーズンが終わったら処分していますか?
ドイツから、いつも応援しています。
読んでいただいて、どうもありがとうございました。
まず、カラー診断と骨格診断を受けてもらって、洋服が大好きなものばかりになった。ということでとても嬉しく思います
そして、洋服は何よりサイズが重要ですから、それも守ってもらってピッタリな洋服の美しさを実感されているとのこと。
でも、サイズが毎年変わる・・・となると、それは大変ですよね。
私も徐々に体型に悩みを抱えてきて、なかなか思うように痩せないのですよね・・・。
ご質問くださった方はそれが毎年のように変わっていくとのこと。
私も同じくらいの年齢になると、今回頂いたご質問内容を身を持って実感しているかも知れません。
なので、今の私でお答えできることなので、バシッとした答えを提供できないかも知れませんが、お答えします。
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もし、同じ体型の生徒さんがいらっしゃったら、その方に似合う着こなしを提案されると思います。決して「あと5キロ痩せないと、ペタンコ靴はむりですよ」とは言わないですよね?やはり、(これは批判でもなんでもなくて、こういう先生の正直なところがとても魅力ですし、かなりパーフェクトなのに、ワインや食べることがお好きでちょっと太っちゃったりする愛嬌さに、ますます親近感を覚えるのです。)
現在の自分は仮の姿・・・という気持ちはどこかにありますか?先生は「自分は痩せられる」という確信・自信がありますか?去年、じっくり吟味して納得できる洋服をそれ相応の値段で購入して、それが今年になってちょっときつくなっていたら・・・どうされますか?
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質問内容にもありますように、「今の姿は仮の姿」という認識はあります
私は、あと5キロ落としたいと思ってこの3年くらい奮闘していますが、徐々に増えていっているだけです・・・。
「痩せたら、こんな服を着る!」という目標もあります。
例えば、Tシャツに細身のデニムにスニーカとか、ローファーとか・・・。そんな格好ができると思って、いつも奮闘しています。
でも、徐々にできなくなってきて、3年くらい前には「しばらく無理だな・・」と思って、デニムやTシャツなどは処分しました。
私の場合は、3年くらいで着る服が変わるくらいの変化でしょうか。
ピチピチだけど、ちょっと痩せたら着られそう。というものは置いています。
でも、かなり痩せないと難しいものについては処分します。
痩せたら着たい!という服は、たいていはカジュアルな服です。
軽快なファッションをしようと思うと、体型も軽さがある方がいいですよね。
お客様に同じことを言うか?と聞かれると、相手によります。
というのは、目指しているのはどこか?が人によって違うからです。
「すごく素敵」とか「スタイリッシュ」な感じを目指しているのか「そこそこキレイ」を目指しているのか?
また、どこにコンプレックスを感じているかによって、同じ体型同じ服でも「OK」になったり「NG」になったりします。
もし、私と同じような体型の人が、デニムにスニーカーのスタイルがしたいとおっしゃったら・・・
目的が、「普段着として便利だから」とか、「アウトドアで活動するのに適しているから」「ご近所着にしたい」などでしたらオススメします。
でも、それで「スタイリッシュなカジュアルファッションを楽しみたい」「カッコいいお出かけ着にしたい」などが目的でしたら色々説明します。
試着した姿を見てもらうこともしますし、理想と現実を違いをどこまでが許容範囲なのかを話し合うこともします。
私は後者を目指しているので、処分しましたし、今は買いません。(痩せたらまた買う!)
お出かけ着とか、高価な服などは、お直しする時に今後広げることもあるを前提に余分な生地をカットしすぎないようにしたり、少しゆとりをもって詰めすぎないようにお直しするのもいいと思います。
サイズだけじゃなくて、体型によって素敵に見える服が違ってきますね。
例えば、スリムな人はフィット感のある服をキレイに着こなせますが、ぽっちゃりしてくると服にも少しゆとりのある服の方が似合います。
また、フィット感がある方が綺麗に着こなせる服というのは、若い人の方が似合います。
ある程度年齢を重ねると、ボディラインそのものは見えない方がエレガントになります。
どのような服なのかによりますが、少しゆとりのある服の方がリッチな雰囲気になり、大人の女性らしくなりますので、多少のサイズの変化に耐えられるようなサイズやデザインを選ぶのもひとつです。
ゆとりのある服を素敵に見せるには、肩位置、ウエスト位置などが合っていることが大切です。
ですので、ストレートタイプっぽい位置がしっかり決まっている服で、多少ゆとりを持たせて選んでいくといいのではないでしょうか。
着ることも出来ず、体型も変わらなさそうなら、タンスの肥やしみたいなことですよね。
「処分するしかないな・・・」と思っても、そう潔く処分できない場合は、「痩せたら着る」と思いながら置いておいてもいいと思います。
もし、数年痩せられなかったら、突然「もう処分しよう」と思う日が来ると思います。これは心理状態が変わるのを待つ感じです。
もし、ピチピチだけど、着ることは出来るという感じでしたら、積極的に着てみるといいと思います。
ピチピチの服を着ていると、あまり食べることも出来ませんし、姿勢を崩すとより太って見えるのでそれも回避できます。
また、ミニスカートをはくと脚が細くなる。という原理と同じで、自分の体が晒されていると、体型にはいい変化がちょっとあるかも知れません。
「着ないまま置いている服が多い・・・。」
という方は、是非ファッションのWEB講座を受講してみてください。クローゼット作りが進むと思います