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Channel: 望月順子
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服をどう捉えるのかで、服の選び方は変わります。

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こんにちは。望月順子です。

 

何年も前のこと。

ある企業からの依頼で、テーマに沿った洋服をセレクトするという仕事をしたことがありました。

あらかじめ、いくつかのお店が決められていて、それぞれのお店から何着か選ぶというもの。

 

そのそれぞれのお店が、1着5,000円以下のお店、2万円くらいのお店、3万円くらいのお店・・・という感じ。

 

2万円とか3万円とかの洋服は特別感想を持つことはなかったのですが、5,000円以下のお店というのは3,000円とか5,000円とかの服が売られているんです。

 

私は手にとって「高い・・・」って思いました。

このクオリティで3,000円は高い。

見た目、500円くらいにしか見えないって思いました。

このお店が特別だったのかも知れません。

 

そのブランドよくショッピングモールなどに入っている全国展開されている(と思われる)ブランドで、ターゲット層は30〜40代の女性です。

 

 

失礼ながら、なんでこれを買うんだろう?って思いました。

とにかく安く作るということを優先しているような感じの服です。

それで、そのクオリティの割には高い値段で売られている感じがしました。

服が可哀想になるくらい、愛情が注がれていませんでした。

 

ある時、そのお店の前と通るとセール中で2800円くらいの価格になっている服が多かったです。

お客さんがたくさんいて、買っている人もいました。

私は2,800円でも高いと思いました。

 

純粋に、買う人の心理が知りたいと思いました。

それらは、とりあえず流行のデザインに見えるようにデザインされています。

おそらく、低価格で今っぽい服装ができるから買うのかも知れません。

 

きっと耐久性もよくないと思います。

低価格の服はとにかく生地が悪いことが多いです。

だから、何回か着るとヨレヨレになったり、形がくずれたり、着心地が悪かったりします。

 

ユニクロなどの大手は、安くいいものを作るシステムが確立されているので、また別で、ブランドそれぞれによって同じ価格でも作ることのできるクオリティは異なってきます。

なので、同じくらいの価格でももう少しいいものを置いているお店も多いと思います。

 

 

「適正価格」かどうかというのを、判断するのは重要だと思います。

そのためにはクオリティの良し悪しもある程度、判断する必要があります。

 

クオリティの低い服は、新品の時から安っぽい印象に見えて、そこからどんどん劣化していきます。

ずっと安っぽい印象になってしまいます。

 

 

服を買うのに、善も悪もありません。

だから自由でいいのですが、私の価値観とは違うので、私なら・・・という方法を書きたいと思います。

 

もしいつも安い服を買っているなら、買った服たちを見直して見て欲しいです。

どれも数年間クオリティに問題なく着ていますか?

服の価格が、高い安いはそれぞれの価値観があるのですが、自分にとって安い服を買っている人は、不用品をたくさん買う傾向にあります。

「服は数がいる」と思っている人も多いです。

 

私は10年間、色々な女性の服について見てきましたが、低価格の服を買う人ほど、服をたくさん持っているのと、必要ない服まで買っています。

 

自分にとって高い服を買う人は、よく吟味します。

慎重な人は、3回くらい試着しにいって、コーディネートも考えてから買うという人もいます。

「決断」がいるくらいの価格だからです。

 

安い服を買う人は、試着しない人も多いです。

また、安易に色違いで買ったりする人もいます。

 

 

同じ人でも安い服を買う時と、高い服を買う時と、人が変わります。きっと判断基準が変わるのだと思います。

同行ショッピングなどで、高い服を買う場合は何日も吟味して「やっぱり買いました!」というご報告をいただくことが多かったです。

 

でも、同じ人が安い服でそこそこ似合う服を見つけた時に「これ買っておこうかな」と気軽におっしゃる事がよくありました。

「そこそこ似合う服は、そこそこの自分になるだけですよ」というと「やめておきます」となる場合がほとんどです。

 

私も、ユニクロで買う時は試着しないのです。

めんどくさいから爆  笑

試着すればいいのですが、面倒が勝ってしまうのですよね。

 

例えば、ユニクロのブラトップを買う時は、試着しません。

でも、同じような商品をハンロで買う時は、試着をします。

それは、価格が10倍違うからです。

 

それくらい、「安い」と思いながら買っている服には、期待していないのです。

 

私は試着せず買うことはあまりないのですが、ユニクロで何か買うときは試着したことがありません。

着てみないとわからないような物を買わないというのもありますが、私の印象を左右するものを買うことはないからだと思います。

 

ユニクロで何か買うときは、その買ったものを自宅で試着するという感じかも知れません。

それで、「いい感じ!」となったら、それをまた買ったり、お客様に勧めたりするサンプルを買っているような感じです。

 

 

服をどう捉えているかが違うのだと思います。

服は自分を表現するものなので、適当に選んでいると「適当に選んでいます」という自己表現になります。

張り切っていると「張り切っています!」となります。

どんな自分になりたいですか?

 

服は自分の印象のほとんどを占めます。

似合う服を知っても、考え方を変えないと服の選び方は変わらないかも知れません。

 

似合っていない服を着ていても、素敵な人ってたくさんいますよね。

身体的に似合うこととは別に、マインドに似合う服っていうのもあるんですよ。

「なりたい自分」がしっかりあれば、マインドに似合う服は選べますね!

 

 

似合う服を選ぶ以前に知っていただきたいことです。

 

似合う服を選ぶ以前に知っていただきたいことは、WEB講座「なりたい自分になるファッション講座」にまとめております。

▶︎なりたい自分になるファッション講座

 

 

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