こんにちは。望月順子です。
毎年夏休みは、暇過ぎてどうしようもない。
私も計画性がないけど、休日に関しては夫はもっとない。
オフの日に前もって予定を入れることを嫌う人。
気分で動きたい人だから、その日その時にしたいことをするらしい。
だから、前もって予定を入れていないと行けないところには、ほとんど行けない。
ということに、数年前に私が気づいてから、私が勝手に軽い旅行の予定を入れたりする。
それに夫は渋々ついてきて、結構楽しんでいるらしいけど、それはあまり表には出さない。
でも、旅先でも夫は気分で動くから、私が予定したとはいえ半分くらいは振り回されている。
今年は一泊だけ松本の温泉旅館を取った。
今週だけど、まだ先。
行ったら書きますね。
それも夫は気乗りしないみたいだったけど、嫌なら私が一人で行くと言ったら一緒に行くことになった。
数年前のお盆にもこんなことを書いたように思うけど、夏休みが近くなってからだと素敵な旅館やホテルは満室だ。
だから毎年夏になる度に、もっと前もって予定をたてなければならない・・・と思うけど、1年や半年も前から何も考えられない。
特に、今年は4月まで熊本にいたからね。
キレイでオシャレな所じゃないと、「それなら家にいる」という性分だし、激混みのところに行くのも嫌だ。
そういうことを考えて、結局家にいるのが一番いいということで家にいるけど、本当に夏休みを迎えると「暇すぎる・・・」となる。
発売されてから数年経っているけど、最近読んだ。
私、この人の本好き。
読み出したら止まらなくなる。
何がいいたいのかよく解らないけど、文章と言葉のセレクトが私好み。
村上春樹の本を読んでいる時と似ている。
村上春樹の本も、何がいいたいのか解らないけど、読み出したら止まらない。
でも、村上春樹はストーリーが気になって止まらないという感じかな。
又吉の本は、ストーリー展開があまりないけど、じーっとしているシーンの言葉にならないことを言葉にしているのが、私の代わりに思考整理してくれているようで快感なのだ。
3行目
「僕はポケットに手を入れて歩く。手を出していると、手にどんな形をさせていればいいのかわからなくなるから。」
↑まさにー!
私はこういうことをよく考えていることすら意識していない私の無意識を掘り起こしてくれる。
私はポケットに手をいれるときも、手を出しているときも、無意識ではない。
どこに手をおくか、どんな形にしておくか。は常に意識している。
こういうことを意識している人は、自然体であっても自然体ではない。自然体に見えるならそう演出しているだけ。
その「演出する」が「人の目を気にする」イコールになるのかは不明。そのあたりはまた研究していきたい。
でも違うような気がする。
「演出する」のはどうするのが「最適」か?を考えているので、元になるのは美意識だ。
劇場 1,404円 Amazon |
ずっと前に「火花」を読んだ時に、この本一番好きかも。と思った。
何の中で一番なのか不明だけど。
言語化して欲しいことが言語化されているところが好きなのだと思う。
どうでも良さそうなことを、あーだこーだと視点を変えて論じているところが好き。
火花 (文春文庫) 626円 Amazon |