こんにちは。望月順子です。
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今日は、ちょっとお出かけしました。
私の母と夫の母が、京都でたけのこを食べる約束を以前からしていたそうで、私も急遽入れてもらいました
京都の長岡天神の「錦水亭」です。
たけのこ料理で有名だそうで、3月4月だけ「たけのこづくし」のたけのこ会席があるそうです。
本当にたけのこづくしでした。
とても美味しくいただきました。
量もたっぷりありましたが、たけのこなのですぐにお腹がすきました
こんな眺めのお部屋でした。
4名以上になると個室も予約できるそうで、個室は離れになっています。これ。(HPより)
隣が長岡天神なのでちょっと寄っても良かったのですが、雨が降ってきたのでやめました。
義母とわかれてから、母と大丸と錦市場で食材を買って帰りました。
錦市場は、外国人が95%くらい。
もう、以前の錦ではなくなってきています。
いつも母は、鰹節とうなぎを錦市場に買いにいくので、それについて行きましたが、目的のお店にたどり着くまで、人をかき分けかき分け進まなければなりません。
そして、行き交う人がみんな何か食べながら歩いているので、服につかないか気を使いました。
そして、以前あったお店はどんどんオーナーが変わり、外国人向けのお店になっています。
錦に行けばいいものが手に入るという以前の感覚とは違います。お店自体がなくなっています。
鰻屋さんの奥さんも「困っています。」とおっしゃっていました。「以前の常連さんはもう来なくなってしまいました。だから周りの店もなくなっていって・・・」とのこと。
食べ歩きできるものばかり売っていますが、一応食べ歩き禁止にしているようです。
「会合などでルール決めないのですか?」と聞きましたら、「決めているんですけど、売る店は売りますからね。」と。
一時的に儲かるものを売る。という趣旨のお店がとても多くて、変わってゆく姿を見ているようでした。
拘りや美意識がない品のないお店はとても見苦しいように感じます。私好みじゃなくても、そのお店なりの美意識が感じられると敬意を感じます。
でも、優先順位の一番に「すぐに儲かること」を挙げていると、「美」は感じられません。だから「美意識」に反応するお客さんは離れていきますし、場の雰囲気も変わりますよね。
用事があるときは行くかもしれないけど、用事もないのにふらっと寄ってみたいと思える場所やお店はそのお店の感性や美意識にひかれるからだと思います。
以前なら、「錦の中を通って行こう!」と散歩のような感覚にもなりましたが、今の錦市場の姿を見ると「錦は避けて行こう」となります。
地元のお客さんが減ったとはいえ、以前よりも儲かっているからいいじゃないか?という考えになってくるならそれは発展する方向性が無粋極まりないダサい方向に行ってしまいます。
人は美しいものに惹かれると思います。長い目で観光資源を増やすためにも、美しさを育むということが必要だと思います。
「美しさ」は外見的基準はないので、作り手が心ときめくものだと思います。
本当に売りたいもの、紹介したいもの、拘りをもつとそれは派生していくと思います。
先日行った由布院も、自然の景色の中に突如ドラッグストアがあったりして・・・そういうのも「ここにドラッグストアがあると周りの景色と調和して美しいだろうな・・・」なんて思っているはずないですよね。
色々事情もあるんだろうけど、私はなんでも「美しいかどうか」が判断基準だと思います。
それは外見的なことだけじゃなくて、全て。
そしてその「美しさ」は基準がないので、ひとりひとりが自分の美意識を育むことが大切なように思う。
でも、こうやって混沌としながら調和していくのかも知れませんね。
なんか偉そうに書いたけど、私が感じたことを言語化してみただけ。
老松で練り切り買ったよ。