こんにちは。望月順子です。
和菓子と洋菓子どちらが好きですか。
私は、どっちも好きですが、練り切りが特に好き。
でも、美味しい練り切りに出会うことがあまりないのですよね。
と思っていたら、練り切りも色々あるのだと知りました。
この小説、ストーリーは児童書みたいで退屈ですが、和菓子の歳時記のような内容で和菓子に詳しくなります
こんな一節が。
「和菓子は、この国の歴史。この国の気候や湿度に合わせ、この国で採れる物を使い、この国の人々の冠婚葬祭を彩る。それが和菓子の役目」
なるほど〜
ファッションに置き換えると・・・
「服装の役目は?」
と考えると、人によって解釈が違うのだろうと思いました。
古くは、身分の違いを見た目に表すために服装を規制されていたのは世界中でそうだと思いますが、やはり身分の高い人の方が希少性の高いものを身につけたり、ファッショナブルなものを身につけたりということが多いと思います。
ということは、服装によって自覚が生まれたり、人格が形成されたりするということですね。
江戸時代は庶民には「ねずみ色」と「茶色」を身につけることを強いていましたが、そのおかげ?で江戸っ子はそんな地味な色でオシャレに装うスキルを身につけたようですから、今でも日本人は地味色でオシャレにコーディネートするのが都会的な感じがするのはその名残もありそうですね。
私たちに置き換えると、「着ている服に相応しい者」になるということだと感じました。
なので、生活必需品でありながら、自分を形成している物でもあありますね。
また、現代は服装は誰にも指図されませんから、自分の意図が反映されるところでもあります。
和菓子に話を戻しますと、お気に入りの和菓子やさんはありますか?
私が美味しい!と思うのは、赤坂の「塩野」です。
京都の「末富」も好きです。
和菓子のアン (光文社文庫) 720円 Amazon |
続編も出ているのですね。
続編はまだ読んでいません。