こんにちは。望月順子です。
今日も福岡におりました。
まだまだ、メールの返信などをしなくてはいけませんので、今日の記事はサラッと
本屋さんで見つけて、買った本。
漫画家の槇村さとる氏(って誰か知らんかった)のエッセイで、ファッションが大好きだそうでファッションのことばかり書いている本。
8年前の本だけど、あまり古くは感じなかったし、とても共感できると思いました。
カッコいいイラストがいっぱい。
街で見かける、ちょっと残念な着こなしなどがイラスト入りで載っていました。
エッセイなのでご自身のお悩みが、たくさん載っているのですが、こういうファッションに造詣の深い方が「骨格診断」を受けると、このお悩み全部解決するだろうな・・・と思いながら読みました。
「こういうカタチの服が着たいけど、体型がこうだから、どうも決まらない気がする・・・」などの記述が多い。
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それと、ファッションが趣味の方は、やはり「ちょっと違う」っていうのにとても敏感なんだなと感じました。
もっと、「ちょっと違う」って思うことを感じ取っていこうと思いました。
それで思い出したこと。
先日、電車に乗っていたら、キレイな女性が乗っていた。
こんな格好でした。
ラウンドネックのベージュのベーシックなカーディガンに、膝丈のフレアスカート。
パンプスに、ヴィトンのモノグラムのパピヨン。
清潔感もあり、きちんとしていらっしゃったけど・・・
時が20年くらい前で止まったような格好。
ベーシックなカーディガンって、よくあるこんなカタチの。
これ、よくあるけど着こなすのは上級テクニックがいると思います。
これでなくても、シンプルベーシックな服は「体型がものをいう」のでとても難しい。
でも、こういうカタチのカーディガン、一度は二度は買ったことがあるのではないでしょうか。
20年くらい前はウェーブタイプの服が流行していて、こういうカーディガンが重宝しました。
今も、よく見かけますし、カッコよく着ている人もいるけど、明確なヴィジョンがないとダサくなる服でもあります。
それとモノグラムのパピヨン。
これも、20年くらい前に流行った!
今も売っています。
ルイヴィトンのモノグラムのバッグはフェミニンな服に合わせると、昔の大学生みたいになります
この合わせ方も、昔からやっていたのだろう・・・。
ずっとこの格好をしているのだろうか・・・。と、色々と妄想してしまった。
それでいて、痛々しいのはきちんと着ているからだと思います。
構っていない人だと、「ファッションに興味がないんだな」で終わりますが、構っているけどズレに気づいていない・・・というのが痛い。
アイテムひとつひとつを個別に見ると、今着ていても全く問題ないものばかり。
でも、それらをまとめて着ると、とても古臭い感じなってしまうのだと思いました。
「ちょっと違う」と思ったら、無視せず解決していくことで、ファッションはアップデートしていくのかも知れない。
今日の新幹線のお供。
慶喜の正妻の話だけど、正妻はあまり登場しない・・・。
しおり、カワイイでしょ。