こんにちは。望月順子です。
今日は美容院に行ってきました。
最後に「あと1ミリ切ってください」と言ったら、3ミリくらい切られました
私
「3ミリくらい切りましたよね?」
美容師さん
「あ、気づきました?1ミリだと変わらないかなと思ったので・・・」
こういうことって、よくあります。
以前、洋服のお直しでもこんな会話がありました。
私
「スカート丈、あと1センチ上げてください」
店員さん
「1センチはほとんど変わらないので、2センチ上げますね。」
髪の1ミリって、本人はすごく大きく感じるけど、きっと他人は何も感じない長さ。でも本人の感覚がそうだということを意識できてるかって大切。
この美容師さんとは毎回こんなやりとりがあるのですが、髪は伸びてくるのと、私のこのような小言を流さず聞いてくださるのでお願いしている次第です
でも、スカート丈は1センチ変わると大きく印象が変わります。もし店員さんがそれに気づいていないなら、もう相談するのをやめます・・・。
ずっと前にテレビで舞台衣装を作っている女性のインタビューが流れていて、その女性は縫い目一つにこだわるそう。
でも、舞台衣装だからお客様からは絶対と言っていいほど見えない部分。
「それを『見えない部分だから』という人は、何も見えていない人だと思います。」とおっしゃっていました。
その時は、「見えへんし!」と私も思いました。
でも今は「あ、絶対見える」と思うのです。
(実際見えるというよりも、見えるということは理解できるという意味)
似たような話。
テレビドラマや映画で映らない部分の衣装にも、時代を鑑みて拘る俳優さんのインタビューも見たことがあります。
下着とか縫い物に使う糸とかを、その時代背景と人物像にあったものを使うとのこと。映らないのに。
それをその俳優さんは、「気持ちの問題ですね」とおっしゃっていました。
これも、前述の舞台衣装の話も同じで、「気持ち」というか「オーラ」というか「エネルギー」というか「波動」というか、そういう部分が違ってくるのだと理解できます。
結局、全てのことは見える人には見えるし、分かる人には分かる。見えない人には見えないし、分からない人には分からない。ということでしょう。
もっと砕いていうと、興味があることは熱意を注いで見るので、あらゆる物事を感じとれる。
熱意のないことは、気が散るので感じ取れない。
私は洋服は好きだから、些細な部分が気になるけど、インテリアとかは服ほどじゃないからそれほど審美眼があまりないのですよね。
ここまで書いてわかった。そう「審美眼」でしょう。
でも、興味を持って関わっていたら、その審美眼は磨いていけますよね
洋服の1センチとか、微妙なラインが違うだけで、ビシッと決まったり、なんとなく野暮ったくなったりします。
こういうのって、アートと同じで足したり引いたりで、微調整していきます。
気分が上がる服を着ている時と、いまいちだと感じる服を着ている時のマインドは違いますよね。
気分が上がる服は自分と波長が合っているし、いまいちだと感じる服は不調和になります。
その波長がオーラといったりするのだと思います。たぶん。
そして、それは服と自分のマインドのみならず、色々な部分に派生します。
前述の舞台の話なら、舞台の完成度に必ず出るのだと思います。
その精度をあげていくのが審美眼を磨くことに繋がると思います。
あ、なんか小難しく書いてしまった感がありますが、言いたいことは微妙なさじ加減で見た目の印象は変わるので、そういう部分も意識してみよう!ということでした。
そして美容師さんには、うるさいくらい注文しよう!
洋服を試着などした時に「お似合いですよ」と言われても「なんとなく違和感」を感じるっていうのは、自分の美意識がうったえてきている時。
それを無視せずいつもキャッチしていると、どんどん審美眼が磨かれていきます。
私もずっと「なんとなく違和感」を感じたときも、プロの人のいうことの方が正解とか思って封印してきたことが多かったのですが、今は自分の感覚が自分にとっての正解だと思えるので、違和感は無視しません。
違和感を感じても、そのままGOの時もあります。
それは、違和感の正体をキャッチして、それから「そのままでいい」と判断しているのでモヤモヤはありません。
今思うと自分の結婚式の時のヘアメイクとか、ドレスなども、色々思うことはあったのに言わなかったんですよね。
プロの人がいうから、これでいいんだな。とか思って
試着した時のパニエと当日のパニエが違うかったんですよ。
パニエ違ったら、ドレスのライン変わりますよね。
今なら「これ違いますよ!」って絶対言うのに、当時は気にしなくていい細かいこと・・・とか思ったのです
9月2日(日)に熊本で、ファッションの相談会をします。
ヘアスタイルについてもアドバイスさせていただきますし、お手持ちの服を色々お持ちください
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