こんにちは。望月順子です。
東京滞在の話の続き、今回も歌舞伎座です。
歌舞伎座行く前に、トリコロールでお茶。
トリコロールは、銀座のプラダの裏くらいにある可愛いカフェ。雰囲気もよくて、平日なら比較的空いていることが多くてお気に入りです。
今月は三部あります。
東京に着いた日は、夜の三部を観ました。
三部は猿之助出てないけど、せっかくだから観ておこうと思って観ました。
最前列1列目の端の方・・・。でも花道横で結構いい席だった。この席は今まで避けていたけど今度から候補に入れておこう!
「桜の森満開の下」なので、桜がいっぱい降ってきましたので持って帰ってきました。
野田秀樹演出なので、歌舞伎っぽくないです。私はやっぱり歌舞伎座では歌舞伎を見たいな・・・と感じました。母は絶賛していました。
翌日は、一部と二部。
一部は4列目、二部はなぜか12列目・・・。
一部の「団子売」のお福の、猿之助さんにウットリ・・・
本当にプロフェッショナルなパフォーマンスって感じです。余裕があって美しい。あと2回は観たい。帰ってきたけど・・・。
だから、お福の写真買ってしまった・・・
二部は古典の「修禅寺物語」こちらも良かった!私は源平の話が結構好きだな・・・と感じます。
それと、弥次喜多の「東海道中膝栗毛」こちらは超人気で、この演目のために満席なんだと思うけど、私は全く好きじゃない。
猿之助さん演出で主演だけど、猿之助さんのいいところが全く出てないと思う。
去年もあまり好きじゃないと思ったけど、去年はまだ歌舞伎っぽくて今年に比べたら良かった。
今年のは「芯」を外しているように思えた。(弥次喜多なのに旅してないし)笑うところいっぱいに仕上げてあるけど、笑いって「緩急」だから、緊張感がない緩みっぱなしで笑わそうと思ったらすごくハイレベルな笑いじゃないと笑えない。
「意図」が見えると、冷めるから、意図を感じさせない緊張感がいりますよねぇ。だから笑いはセンスなのでしょうね。
この弥次喜多の中で気に入ったのは、門之助さんの義太夫節でした。
観てない人には意味不明な見解だけど、好みは人それぞれということだ。
今回すごくいいと思ったのは、中車親子。中車さん存在感増してきていて、すごく良かった。息子は才能を出してきてますな。
歌舞伎座で遅い時間にお昼を食べたので、お腹は空いてなかったけど、母はちょっとでも食べないと気分が悪くなるらしく、軽食をラデュレにて。
ラデュレの食事とお茶は、美味しいから好きです。特にフレーバーティーがすごくいい香りで、オススメです。(私はマグノリアの香りのお茶をよく注文します)
私の好きな、ベジタリアンサンドウィッチがメニューから無くなってしまったのですが、クラブサンドも美味しいのでそれにしました。
しばらく、お福さんの余韻に浸って私も頑張ろう。
お福さんてこれです。
歌舞伎に限らず、プロフェッショナルな人のパフォーマンスというのは、理屈抜きに感動することが多いです。
「朗読」って聴いたことありますか?
特に好きじゃなければ、聴いたことがない方も多いのではないかと思います。
私は、朗読を習っていたのですが、その先生が毎年公演をされます。
ピアニストの西村由紀江さんと毎年されている、『朗読とピアノで綴る物語』今年は14回目。
朗読っていろんな方がされていますが、朗読のプロの方が読むとこんな感じなの?!と感動します。
短い物語を2つ聴かせてくださいます。物語が色づきリアルに心に染み込んでくる体験ができると思います。
松浦先生は、「話し方とか人に何か伝えることが上手になりたい場合は、朗読はいいわよ」とおっしゃっています。
小手先でスキルを身につけるんじゃなくて、自分の中にある感情を表に出す方法のようなことを教えてくださいます。
文章に息吹を感じさせる、呼吸、間合い、トーン・・・などが、「ほぇ〜」ってなるくらい素晴らしいです。
私は、いつも行っていたのですが、今年は遠くに引っ越したので行けませんが、お時間のある方は軽気持ちで、ライブに行くつもりで行ってみてください。
きっと帰りは、気持ちがふんわりしているはずです。
↓詳細&お申込はコチラです(先生のブログ)
私も朗読会に出させていただいたことがありました。