こんにちは。望月順子です。
3月のこと。
京都で出版記念のイベントをしました
イベントについては、正式には望月順子公式LINEで募集していました。
この度、東京で3ヶ所、京都で1ヶ所でランチ会。
広島で講演会&お食事会をしました。
今回応募してくださった方の中から、こちらで選ばせていただいた方をイベントにランチ会にご招待するというイベントでした。
ですが、一部の人を選んでご招待するってことをせず、結局全員をご招待するというカタチにしました
ということで、京都で人数が大幅オーバーで急遽会場を変えたり、グループも分けて大阪会場を作ったりでした。
京都の料亭「十牛庵」
ここは、ひらまつが経営していますが、素晴らしく美味しいお料理でした
ぜひ、また行きたい!と思ったお店です。
個室も広くて、舞台?みたいなのがあるからちょっとステップを踏んでみる!
3月のまだ寒いけど確かに春を感じる気候の京都は、美しかったです。
みなさんに、サインを書かせていただきました。
この日参加してくださった方が、本のことも、この日のことも濃くブログに書いてくださっているのでご紹介させていただきたいです。
とにかく、この方の文章はプロ級で美しい!
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20代の頃、5年先の自分がどうなっているか想像できなかった。映画が終わるように“ぷつん”と像が消えてしまうのだ。
自分なりに様々な岐路があり、33歳になってやっと、40代、50代、そしてその先の自分をイメージできるようになってきた。
それはとても朧気だけど、確実に、「自分はこの先も良くなっていけるのだ」という確信のようなものだ。
私は望月順子先生に出会って、青年期の伸びやかな成長だけでなく、この先の穏やかな成熟に期待ができるようになった。
自分の未来に期待できるってなんて幸せなんだろう。
そんな望月先生が昨年の10月に著書を出版された。
読了感を書きとめておこうと思う。
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↑美しい書き出し!!
若い方がよかったり、若い方が綺麗だったり・・・とアンチエイジングに走ってしまいがちな私たち。
本当は、人は歳を重ねるほどに美しくなっていくものだと思う。
でも、その美しさを表現する方法を私たちは知らない。
人間が成熟していく。そのお手本もあまりいない。
老いていくことは想像できるけど、ますます美しくなるというのは、綺麗事であって本当にそう思っている人は少ないのではないかと思う。
それは極論、唯物論的な社会が招いた思考の結果だ。
私もそうやって育ってきた。
でも、そうではないらしいという事に最近薄々気づいてきた。
本来、人の美しさというのはその人の精神や生き方であって、それが必然的に外見に表れる。
その精神性や生き方を、私たちは失っていた。
それを取り戻していく必要があるように思う。
まず、社会や人に押し付けられたり、いい風に装って提案される正解みたいなものから距離を置き、自分で生きていくことだ。
私も試行錯誤しているけど、そんな事を本にしっかり書いています!
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この冬、夫は何度か
「最近の女の人ってなんでみんな同じような恰好をしてるの?みんなスタイル悪く見える服装してる。客観性がないよ」
と言った。
そんなシルエットが流行だから、だけで夫を納得させることはできなかった。
きっと洗練されていないのだ。夫には、着ている人の心と体に沿っていないように見えたのだろう。
(中略)
たくさんの女性が「周囲との調和」と「自分らしさ」のなかで、長い間葛藤しているのだと思う。
望月先生の述べる『美意識』は、きっとそんな葛藤への光になる。
『美しさ』とは、ワンピーススタイルやハイヒールにきっちりしたメイクなど、特定のスタイルを指すものでは決してない。
誰かに決められた考えやルールではなく、ありのままの自分が心地よいものを選択する。何が好きで、どんな状態に心ときめくのか。
その精度を高めた先に洗練や品格が待っている。
著書のなかで、「品格」とは「人や物に気高さを感じること。内面の気高さが外見に現れた状態」と説明されている。
気高さ、はとても素敵な表現だと思う。
強度があるのだ。きっとしやなかで美しい。
私たちは、ファッションを誰にも教わらずに大人になる。
ファッションは趣味の範疇になっていて、教える人もいないのだ。
ファッションという言葉がそれを物語っている。
衣食住の「衣」にあたるもので、文化のひとつであり、個々のアイデンティティを示すものでもある。
本当は自分に相応しい服の選び方があり、相応しい時に相応しい服装をすることが、美しい精神状態にもつながると思う。
自分に相応しい服は、自分でわかっている。本当は。
自分の美しさを最大限に表現していきたいですね
そして、歳を重ねるごとに、美しさが深くなっていくようならとても素敵です。
そんな歳の重ね方を一緒に模索していきましょう!
また、続きを書きますね