こんにちは。望月順子です。
10年以上ブログを読んでくださっている、ぴいこさんが「美意識の育て方」の事をブログに書いてくださいました。
何度もお会いしたことのある広島の女性です。
ぴいこさんの上記の記事には、10年前に一緒に撮った当時の写真が載っています
当時は向井理さんの大ファンでいらしたので、私はいつも「向井さん」と呼んでいました
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10年以上ブログを読み続けている私には、何ら目新しいことはないかもしれない
実はそう思っていたんです。
おまけに、エレガントとは程遠い私。これ以上、美のhow toを教えてもらってもどこまで参考になるんだか
ところが…
本の内容は、私の予想を大きく裏切りました。
美容やファッションのテクニックは最低限に留め、メインは精神論でした。
彼女曰く「抽象度の高い」内容に、ただただひれ伏したのでありました。
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この本は、いつもこのブログを読んでくださっている方に、より理解していただける内容かも知れません。
わかりやすいhow toにすると、「何をどうすれば、こうなる」みたいなメッセージ性が強くなり具体的な内容になりますが、この本は自分と対話していただく感じです
本当の世界は混沌としていて、グラデーションで、無限の視点があります。
私たちは、自分の視点でしか物事を見ることができません。
だから、他人の言動も自分の視点からみたジャッジをしてしまうのだと思います。
それすらも、自分の視点を知るための情報として捉えることができるといいですよね。
インスタグラムにもアップしてくださいました。
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ちょうどこの本を読んだ時、私は少々拗らせていた(よくある事だが)
本来の私ではなく、
私は主婦なんだから…
私は母親なんだから…
私は嫁なんだから…
私は非正規雇用だから…
私はもういい年なんだから…
と勝手に自分を自分の作った枠の中に嵌め込もうとしていた
観に行きたい映画も気分じゃなくなり、仕事の日以外は家にとじこもった
が…
この本を読んだら、何言い訳してるんだ⁉️
と喝を入れられたような気持ちになり、すっかり元通り、いや元以上に元気になり、毎日出歩くようになったのだった(笑)我ながら単純💦
この本は、決してハウツー本ではなく、哲学書とでも言うような、女性の生き方を説いた本だと思った
自分に自信を無くした時、落ち込んだ時、ページを開けばこれからも元気付けてくれそうな気がする
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なぜか、Amazonでも「哲学」に分類されています
私たちは「正解」を求めて生きてきたけれど、正解などなく、法律だって、学問だって、道徳だって、教育だって、親だって、先生だって、神だって正解ではない。
したい事をすればいいし、したくない事はやめればいい。
ただ、「したい事」「したくない事」も、「正解」ある事が前提だと本当の自分にたどり着くのは容易ではない。
表面的な自己表現に、または我儘になってしまうのではないかと思う。
おそらくこういう事は、聖書なんかにも書いてあったり、仏教の経典にも書いているのだと思いますが、なかなかトリックめいた謎解きのような表現で書かれているから、多くは誤訳されているのだと思う。
個人的な悩みも、世界の紛争も、問題の根本は同じだと思う。
人々は何らかの幻想に囚われているからだ。
でも、この幻想は自分自身にまとわりついてなかなか離れてくれない。
それが人間であることの条件かも知れない。
だから、幻想を生きていることを認識するってことが、まずは重要だと思う
この本を読んで元気になったというのは、その時その幻想から抜け出たから。
でも、幻想はなくなる訳ではないので、しんどくなったらまた開いて欲しい
私たちは思っているほど弱くない。
ぴいこさんのブログ全文はこちらです
10年前の写真も載ってる。
私自身も凹む事がよくあって、よく傷つく。
傷つきながらも「幻想である」ということを、もう一人の自分がわかっていると悪化することは少ない。
それをわかっていないと、誰かから攻撃されているように思えたり、人生に壁があるように思えるから。
この本には一般的に通じる言葉で書いたのですが、もっともっと深く話すことができます
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どちらも、1月29日を一応の締切とさせていただきます。
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