こんにちは。望月順子です。
イメージコンサルタントの、ひらまつきくこさんが「美意識の育て方」の感想をブログ記事にしてくださいました
ーーーーーーーーー
先生との出会いは2015年。
ブログを拝見し
いっぺんにファンになりました。
品格ある語り口にユーモアを交えながら
いいものはいい、
違うなと思われたものは、それもハッキリと。
その「爽快さ」に惹かれました。
その頃のブログもすでに
ご自身の美意識が貫かれていた気がします。
今回のご本は爽快さ、というよりも
慈愛と言うか、
あたたかな目線で語られている印象です。
そのあたたかさは、
先生がご苦労されたり葛藤された経験に
よるものだ、と読んでわかりました。
ーーーーーーーーー
そうそう!この本、
「爽快さ」よりも「慈愛」ですよね
それは私も書いていてそう感じました。
人は人のことを理解することは、できないと思いますが、それが最近になって解ったということがそういう文章になっているのだと思います。
自分の意見を主張したり、考えを聞いて欲しかったり・・・などなど色々ありましたが「人それぞれ別の人生を歩んでいる」ということを理解して、その中で私との出会いでその時必要なエッセンスをお互い受け取っているというそんな感じでしょうか。
だから、私が意図して発信しているメッセージとは、別のカタチで受け取っているというのが普通ではないかと思うのです。
例えば、パーソナルカラー診断でこちら側は、その人が魅力的に見える色やファッションを伝えているつもりでも、相手はその時のコミュニケーション方法に影響を受けているかも知れないし、自分の仕事に置き換えて何かを受け取っているかもですし、もしかしたら反面教師的なことを受け取っているかも知れません。
それでいいのですよね。
自分が受け取ってほしいように発信しがちだけど、本当にそれが伝わるとは限らないので、相手は相手が必要な事を受け取っているのだと思います。
そんな事を思いながら書きました
ーーーーーーーーーーー
本の中で
美意識をもって生きる、ということは
「美しい方を選ぶ」ことだと
書かれています。
正解や正しいとされていることよりも
自分が本当にいいと思う物を選ぶこと
でもある、と。
そう言われると
私が思う「美しい」で合っているのか
自信ない、とか
そもそも何がいいのかもよくわからない、と
思ってしまいます。
なぜ、わからなくなってしまうのでしょうか。
それに対する望月先生の分析が
私にとっては衝撃的でした。
それは、幼い頃から、
正しい方を選びなさい、であったり
みんなと同じにしなさいね、と教えられ
自分の心に従って選んだり考える経験を
しないで育てられてきたから。
だから、自分がいいと思う感覚や
心の中なんて
考えたこともないからよくわからない。
私は、ここがこの本の
大きな「要」の1つだと思っています。
ーーーーーーーーーーー
正しいこと、間違っていること。
そんなモノは、この世に存在しないのだけど、存在するかのように育てられるから、自分があっているか間違っているか?それが気になりますよね。
そして、今やっていることが、実らなかったり、何かのカタチにならなかったりする事もまた、悩みのタネではないでしょうか。
それもまた、正解を探して彷徨う原因のひとつです。
そして、実るとかカタチになるっていうのは、自分が気づかないところで実っている可能性があります。それが自分が意図する形と異なることもありますし、その場合に気づきづらいですよね。
何にも影響しないことなんてありませんから、そして全ては過程で、結果に見えるのもまた過程です。
唯一の正解は、自分の感覚なのだと思います。
その感覚を取り戻すことが、美意識の育て方ですね
書籍はこちらです。
ひらまつさんのブログには、もっとたくさん文章が載っています。
ご覧になってみてください