こんにちは。望月順子です。
レーススカートについて、すっごくたくさんのご相談メールをいただいています
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文章は、書く側は伝えたいように伝え、読む人は読みたいように解釈しますので、「そういう意味ではないです〜」って事もたくさんあるので、なるべく色々な角度からブログを書くようにしますね
口頭だと、やりとりがあるので誤解が結構防げるように思います。
今回は、レーススカートのシルエットは、本当に素敵なシルエットなのですが、それを作るのにとっても苦労しましたという話です。
裾周りが3メートル以上あるフレアスカートで、腰回りがこんなにスッキリしたシルエットを作るのが大変でした。
これがレースじゃなくて、もっと普通の素材だったらそんなに難しくないようなのですが、レースだけではボリュームが出ないので、裏地としてハリのあるグログラン生地というちょっと硬めの生地を使っています。
それとレースを同じシルエットにするのが至難の技でした。
ただ、重ねるだけではなくて、切り替えが入っているのでそこでピタッと合わせたまま同じように広がり落ちるシルエットを作りました。
この切り替えを何度も何度も、何ヶ月もかかって作り直していただいたのです。
それは、ウエストが入ればお腹やヒップのことを気にせずに、着るだけでOKなスカートにしたかったのです。
結果、そうなっています!
でも、そのラインを作るのが大変でした。
切り替えがレースとグログランと2枚重なっていることもあり、ここだけ少しシルエットが変わってしまいがちで、腰回りスッキリさせたいのに逆に目立ってしまう状況でした。
ここまでたっぷりとしたフレアスカートは、ウエストダーツだけでは追っ付きませんので、ウエストにタックやギャザーが入るフレアスカートが大半ですが、それだと着膨れしてしまって、スタイリッシュになりません。
また、よくあるレースのスカートは、マーメイド型が多いですね。
実は、ここに至るまでにマーメイドを作るように切り替えを入れずに、少しボリュームを減らして作ったりもしました。
ですが、このボリューム感がとっても美しいので、やっぱりこのままで腰回りをスッキリという部分に拘りました。
そこで、微調整を繰り返しました。
微調整といっても、簡単ではありません。
パターンを調整して、丸々1着作り直しを何度もしたのです。
こんなに大変だから、このシルエットのレースのスカートは無いんじゃないか?って思うくらいです。
現に、このシルエットのスカートは見たことがないです。
そして、見たことがないくらい美しいスカートです
当初はもっと早くに販売する予定をしていたのですが、今になりました。
こんなに遅らせることも、普通のブランドではできません。
販売計画があってそれに沿って作っている訳ではなく、是非着ていただきたいと思える物を作っています
出来上がったら、思っていた以上のゴージャスさになったのですが、大人のフレアスカートという感じです!
このラインのレースのスカートは、今回のMagnolia collectionでしか手に入りません
あと、私がドレッシーだと言いすぎているかも知れませんが
スカートなので、普段着としてお使いいただける範囲で、ドレッシーだと言っています。
トップスをニットにして、タイツを合わせていただくと、どの色の普段にお召しいただきやすくなります
ピンク以外は、合わせるニットも少し艶のあるような物を選んでいただくと良いと思います。
こんな感じ。可愛い〜
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