こんにちは。望月順子です。
やっと、オンラインストアの準備ができました
販売開始は、11日ですがストア内はご覧いただけます。
今回は、ストールのことを書きますね!
このストールは、今年に夏に岩手県花巻にある織物工場に行ってお願いしてきたストールです
日本ではここでしか作ることが出来ないと言われている、柔らかく風合いのある織り方が特徴の生地です。
作るのに時間がかかるため、短期間でたくさん作ることが出来ません。
効率よりも、美しさを優先している「ものづくり」は、現代では数少なくなっていますが、世界のラグジュアリーブランドなどの本物を作る企業から指名され続けている工場です。
こちらの工場には、アパレルメーカーから服を作るための生地を発注するのが普通なのですが、私もそのつもりで行きました。
ですが、「ここの生地で服を作ったら、かなり高額な服になるな・・・」と思いまして、ツイード生地でジャケットで、上質な縫製にすると、どれだけ安く見積もっても10万円以下にはできない感じで、それをネットだけで販売するのは・・・と思いました。
(私でそれだから、デパートなどに入っているブランドだと数十万円です)
皆さまに試着などしていただいて、しっかり価値を感じてから購入できる環境があるといいかも知れませんので、来年はチャレンジしたいです
見せていただいたカシミヤの素材がとても良くて、ストールだったら最高級な生地を使っても、ほぼ生地代で完成します!
という事で、ストールだったらいい素材をふんだんに使っても、リーズナブルに提供できる!って思い、服には使えないくらいの柔らかいカシミヤを100%使用しました。(ベースの部分です。装飾部分はカシミヤではありません。)
柄もMagnolia collectionオリジナルですから、この柄を調整するのに時間がかかりまして、こちらも時間的に受注生産には出来ず、先に作っていただきましたので数量限定となっています。
色は黒とグレーです。
私が1ヶ月くらい、ほぼ毎日使ってみた感じをお伝えしますね!
まず、とても暖かいです。
高級なカシミヤストールを何個も持っていますが、これがダントツで暖かいです
試着してくださった方々も「暖かいですね〜」と皆さんおっしゃっていました。
アウター変わりに持ち歩くと、コートのような頼もしさがあります。
そして、どこを触っても、ふわふわです。
このふわふわである事というのが、上質なカシミヤの特徴で、カシミヤでも混ぜ物がある物だったり、カシミヤでは無いものも多く出回っているようなのですが、その場合このふわふわ感が出ないので、ぎゅっとプレスしたり、加工をしたりすることもあるそうです。
ベースのカシミヤ部分はもちろんですが、装飾部分も肌に触れても不快でないような素材を厳選しています。
ラメも入っていますが、ラメもチクチクしませんのでご安心ください。
白いラインと白いラインの間に、控えめにラメが入っています。
お出かけシーンでは、カジュアルな服装に映えます。
例えば、ニットにこのストールを羽織るのはとてもいいコーディネートです。
起毛の防寒具らしい素材なので、オフィスファッションなどよりも、ニットなどのラフなスタイルに合わせやすいです。
今回同時に販売するジャンパースカートにはピッタリです
私が欲しいと思い作った白黒チェック柄の方は、私自身が冬には真っ黒のコーディネートになる事が多く、全身黒コーデに合うストールが欲しいと思ったのです。
なので、黒い服にはとても合います。
黒い服に、ストールを合わせるとなると、白とかベージュなどが無難かと思いますが、いまいちパッとしない感じになる事が多く、かといって色がついたものなどは野暮ったくならないようにコーディネートに気を使います。
ですが、このストールだと黒コーディネートを引き立ててくれます。
黒以外のストールだと、「差し色しています」という意図を発しますが、このストールはこれを使いたい為に黒コーデをしたくなる感じで、安心して黒い服が着れます
とはいえ、黒が苦手な人も多いですので、グレーがあればいいな〜と思いつつ、グレーの色味を出すのに時間がかかりました。
ですが、柔らかく温かみのあるグレーができました。
コントラストが苦手な、特にサマーの人はグレーがいいでしょう
私は、最も苦手な色がグレーなので、私の写真だとちょっと地味に感じるかも知れませんが、一応・・・
グレーがお似合いだった方。(スプリング)
また、この素材の上質さと、機能性に価値を感じる方も多いと思います。
とびきり似合う訳でなくても、家の中で使ったり、ブランケットとして使ったりしても快適です。
実際、私は自宅でよく羽織っています。
自宅の中で使うものは、快適なものがいいですよね。
ストレスなく使うことができます
電車に長時間乗る時も必須。
「特急あずさ」はなぜか、めちゃくちゃ寒いので、春先まで冬用のストールを持ち込みます!
使ってみて、気になったことと、メンテナンス方法もお伝えしますね!
まず、カシミヤの毛が、服によっては付着します。
ニットなどはあまり気にならないのですが、ウール素材の今回のジャンパースカートとは摩擦が生じるので、毛が付着しやすいです。
私は黒のジャンパースカートに、黒のストールを使いますが、黒の毛は気になりませんが、装飾の白い毛がところどころついています。
ですが、1日の終わりに取ればいいくらいで、日中に気にするほどではありません。
気になるくらいつくのは、黒いジャンパースカートにグレーのストールを使った時です。
グレーの毛は白っぽいので、それが黒い服に付着すると気になる人も多いと思います。
このストールが特別ってことはなく、起毛のストールは仕方ないようです。
白い服にグレーのストールは気にならないと思います。
また、1ヶ月使用すると、毛羽たちが気になってきます。
本当は、毎日使うのを避けたり、使用する度に柔らかいブラシで整えることをお勧めします。
そんなメンテナンスもあまりしないと、こんな感じです。
わかりますか?
毛玉になりかけの毛がゴロゴロ出てきます。
これに、ブラシをかけてみます。
結構整います!
ブラシは大切ですね!
ブラシをかけると、毛玉になりかけの毛が解けますので、また少しの間滑らかです。
また、柔らかい素材故、毛玉になる前に毛が落ちてしまう事が多いようですが、毛玉はできますので、気になったら優しく取り除くか、ハサミなどでカットしてください。
あとは、フリンジの部分です。
こんな感じになってきます。
フリンジの先の部分で毛玉になる感じです。
これもハサミでカットです。
風合いを生かすために、固めてしまうような処理はしていないので、長く使うと糸が出てきたり、フリンジの部分から糸が解けてきたりしますが、その都度切ってください。
素材の風合いを楽しんでいただける物なので、とても繊細です。
強い力を加えたりすると、破損することもありますのでご注意くださいね。
サイズの心配などがないので、プレゼントとしても最適だと思います
プレゼント用のラッピングも、頑張って途中まで準備したのですが、今回は断念しました・・・。
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