こんにちは。望月順子です。
オンラインサロンでは、個別にご質問にもお答えしているのですが、その中でいただいた質問でシェアしたいモノがあったので書きますね
私の愛用パールイヤリングを、サロン内で皆さんにお勧めしていたのですが、
「丸顔なのですが丸いパールは似合いますか?丸顔には縦長のものが似合うと聞いたことがあります。」というご質問。
これは、色々な角度から答えることができて、ファッションの理論を知るほど答えが分からなくなることで、誰かに相談しても答える人によって変わる事でもあると思います。
そもそも「似合う」ってどういう状態?
諏訪の写真とともにお送りします。笑
これが、人によって感覚が異なる部分でもありますよね。
例えば、パーソナルカラーは似合う色ですが、診断する側に客観性があることが条件になります。
客観性があまり無い人、独創的な感性を持っている人が、パーソナルカラー診断をすると普通の診断結果にはならなさそうですよね。
だから、パーソナルカラー診断をする人は、パーソナルカラーの理論に同意している事が重要だと思います。
パーソナルカラーは「調和」する色です。
人と服などがお互いが調和して、両方綺麗に見えるというのが正解なのです。
形もそれと同じで、丸い物と丸い物は調和しやすいです。
調和していると馴染んで見えますので、丸顔の人が丸い柄の服や曲線の多い服、丸いアクセサリーなどをつけると、形が馴染みますので調和して見えます。
パーソナルカラーの視点から、似合うデザインをアドバイスすると、こんな感じでしょうか。
パステルカラーが似合う人は丸い顔の人が多いので、丸いデザインが似合う。
ヴィヴィットな色が似合う人はシャープな印象のお顔立ちの人が多いので、シャープなデザインが似合う。などです。
骨格診断はまた別で、丸い体型の人は、角を作るようにシャープなデザインの服を着ることによって着痩せする。
角が多い直線的な体型の人には、角を落として、柔らかさを盛り付けていくという感じです。
話をパールのイヤリングに戻すと、調和の視点からだと丸顔に丸いイヤリングは似合います。
着痩せの視点だと、縦長のイヤリングにすると丸みが軽減されるということですね。
だいたいスプリングやサマーの人は、丸いデザインは似合いやすいですね。
なので、スプリングやサマーの丸顔の人は、丸いイヤリングはいいですね。
オータムやウィンターの丸顔の人は、ウェーブタイプの人は丸いイヤリングは似合いますが、ストレートやナチュラルタイプの人は丸くない方がいいと言えると思います
「何を選ぶのが正解?」って正解を求めると、訳わからなくなってしまいます。
というのは、視点はこの2つだけではなく、たくさんあります
例えば、パールのイヤリングは似合うからつけるという場合もありますが、あると便利だから使うというスタンスでもありますよね。
また、TPOや服との調和も重要で、似合うからという理由だけでつけるものでも無いです。
そんな感じで、ファッションは無限の視点がありますね
アートのように考えると分かりやすいと思います。
アートって、どういう風に絵が描かれていると正解で、こんな風にすると不正解というのは無いですよね。
ですが、アートの学校などで勉強するとそれはあると思います。
こういう風な色合いにすると綺麗で、こんな風にすると変になる。などです。
ですが、その法則は上達するほど枠を超えていって、説明不可能になります。
それはその時その時の時代の風潮などにもよります。
ファッションでも、5年くらい前にとびきり似合うと思って着ていた服でも、ちょっとダサいな・・・と思うものが出てきますよね。
(このブログのヘッダーの服もダサいよね?変えたい。)
アートも時代を経ると、古くなってくることがあると思います。
印象派が出てきたときに、キワモノだと受け入れられなかったけど、しばらくすると今度は印象派の人たちが点描画を受け入れなかったりしますよね。
(いつの話??笑)
パレスホテルのロビーの絵。好きな色合いだから撮っておいた。
調和っていうのは、基本的に自然と同様に、誰が見ても「良い」と感じるもので、それに慣れてくるとそれが飽きてきてダサいと感じるのだと思います。
そこで、違和感を感じるものに惹かれます。
違和感はありすぎると受け入れられないのですが、少しあるとスパイスになって「新しい!」「オシャレ!」となるのです。
ですが、多くの人は違和感をすぐには取り入れませんが、だんだん取り入れる人が多くなってくると、それが普通になって自然になります。
そして、それがまたダサいとなってきて、また新しい違和感を取り入れます。
「似合うデザイン」「似合う色」が分かっても、それを自分で更新していく事が必要ですね!
「似合う」ばかり意識していると、ダサい人になってしまう可能性があります。
そうだ!
このブログでも、その更新の方法もお伝えしていくようにしますね
今年のタイツの色とか、今年のスカート丈とか、今年のコートの形とか・・・雑誌のように全部気にする必要はないけど、これを更新するといい気がするっていうのが分かるといいですよね。
私は流行は流行りきってから取り入れる方なので、私と一緒に取り入れると一般社会に受け入れられやすくて、取り入れやすいと思います