こんにちは。望月順子です。
今日はワンピースの写真を撮影していました。
今回は松本で有名なカメラマンに撮ってもらいました
機材セッティング中。
事務所に来てもらって、撮影準備。
↑ ワンピースだけ撮ってもらうの、トルソーの背が高すぎたことに今気づいた。
膝丈ワンピースになってるやん
終わって、まだ15時だったけどカメラマンと一緒に近所の焼き鳥屋さんで飲む。
この焼き鳥屋さんの女将さんは、私と一つ違い。
オープンの時間が17時なのに、入れてくれる。
このお店のお客さん同士も皆んな知り合い。
松本で関わる人は、みんな知り合い。
人間関係がこじんまりとしていて、短編小説みたいな街だといつも思います
今日はカメラマンと、クリエイティブな仕事っていうのは・・・という話に花が咲いた。
何かを作るために誰かに依頼しても、最初から理想的なものは出来ることはないから、徐々に一緒に作り上げていくんだけど、その「作り上げる」っていうコミュニケーションが取れる相手じゃないと仕事はしづらい。
私はなんでも「自然体」を作りたいと思っているという話をしました。
服でも写真でも。
お客様のスタイリングも絶対そう。
自然体を作るっていうのは、自然に見える雰囲気を作り上げるってこと。
本当の自然ではなくて、自然に見える美しさを、意図的につくること。
映画やドラマやCMに出ている女優さんも、自然体に見えるように演技しているだけで、本当の自然ではない。
いかに自然に見せるか?という計算をして、洗練させたものが作品になっている感じ。
「いつもの感じ」「着慣れている」
この感じが出ないとダサくなるのです。
頑張っている感が出るとダサくなるでしょ?
なぜなら、美しさは「余裕」「余白」に宿るから。
こなれ感が大切。
頑張って、その日だけキレイというのは、「その日だけキレイな人」
いつもキレイな人というのがいいですよね??
美しくて、こなれ感がある服。
そんな服を着ている女性が美しいと感じるのではないかと思う。
キレイな家に住んでいそうに見える感じ。笑
だから、服だけが浮かないように。
これが、普通の女性のスタイリングにとって、とても重要なこと。
服が浮いているというのは、ヘアメイクや所作と合っていないこと。
服が浮いていると、鈍感に見えてしまうのです。
自然体で、少し背筋が伸びるような服。
そんな服を毎日着るといいですね!
そんなことを思って、作っています。
来月予約開始するワンピースは、こんな感じです。
お届けするのが10月下旬〜11月上旬になるので、ジャケットやコートとコーディネートしてみました。