こんにちは。望月順子です。
ファッションもアートのようだな・・・と思いました。
この本、その前に現代アートの意味が少し分かったような・・・。
現代アートって、意味不明じゃないですか・・・。
例えば、こんなの。
これ何?棒??
私でも描けそう?
ですが、この本読んだあとは、この絵がめちゃくちゃ良く見えてきた。
だから、解説してくれる人って重要ですね!
現代美術館は、近付き難かったし、意味不明であまり興味も湧かなかったけど、「そういう事なんですね!」というのを知ると、見方が変わりますね
興味が湧いてきました!
これを読んでから、ホテルのロビーなどにある、現代アートがすごい重要なことがわかってきました!
そして、この本の中に登場する、意味不明な作品をいくつか欲しくなっている自分がいました。
そして、意味不明だったのは、知らなかったからなのですね〜
何が分かったという事でも無いのですが、インテリアとともに解説してもらうと、なるほど!となります。
ファッションのコーディネートと同じだと思いました。
意味不明な形の服ってあるでしょう?
それ単品を見ていても、何が素敵かは分からないのだと思うのです。
でも、それをコーディネートして完成した時に、その服の存在が際立ちますよね。
私もお客様に「この服、お似合いになるし、素敵です!」と口頭で説明しても「そうですか・・・?ちょっとよく分かりません・・・」と言われることはよくあるのです。
それを、着て見てもらった時に「わぁ〜自分でいうのも何ですが似合います!」っておっしゃいます。
なるほど・・・アートと同じ感じなんだなって思いました。
そして、この文章を是非お伝えしたいと思ったのです。
要約すると、「この部屋に、このインテリアに合う、アートを探す。これはダメ!」という事だそうです。
これ、ファッションも同じなのです
ベージュのコートが欲しいです。
ブルーのストールが欲しいです。
このスカートに合うニットが欲しいです。
こんな風に条件をつけていくと、素敵なものからどんどん遠ざかっていく事はよくあるんです。
手持ちのトップスと合う、ベージュのスカートを探していると、とびきり似合うブルーのスカートをスルーしてしまうのです。
見つけたとしても、「これは似合うけど、ブルーだからな・・・ベージュはないかな・・・?」となっている方は多いのではないでしょうか?
探しているベージュのスカートのコーディネートはそんなに素敵になるのか?と考えてみてくだいね。
とびきり似合うものを見つけたら、それを主軸にコーディネートを組んでいきます。
それが、本当に素敵な自分になっていきます
この本の最後の罫線の部分にも「アートが先で、インテリアはあと。」と書いています。
ファッションもそうで、「服が先で、コーディネートはあと。」なんです。
でも、その前に自分の世界観が明確なのです。
おそらく、この本の筆者も自分の世界観があって、その中でのアートなんじゃないか?って思います。
「現代アート」に限定している時点で、そうとも言えると、私は思いました
それって、アートがあるインテリアの空間を、すごくたくさん経験してきたからなんだと思います。
インテリアをあまり意識してきたことの無い人は、きっとアートも選べないんじゃないかな?と感じました。
この本も「アートが先!」って書いてあるけど、インテリアとともに解説してくれるから意味がわかります。
でも、インテリアの経験値が高い人は、その説明は不要なんだと思います。
自分で想像できるので。
ファッションも服から選ぶのですが、服を見た時点で、そのコーディネートが勝手の脳内で繰り広げられるのです。
だから、「コーディネートを考えなくても、服を選んだら思いつくよ!」って言ってしまいそうになるけど、経験値が少ないとコーディネートが勝手に湧き出てくることはないですよね。
要するに、経験値が上がると見える世界が変わる。
そういう事ですかね?
アートもファッションも、ビジネスでも何でも、人が発信しているメッセージというのは、どの経験値の人に向けて放たれているメッセージか?というのを、受けて側が理解していないと、自分に向けてのメッセージじゃないものをズレた解釈で取り入れてしまうことにもなりますね。
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プロフィール写真変えたよ。
服がチンピラみたいかな??